日々の活動

2019年4月27日から南箕輪村村議会議員となりました。現在までの日々の活動を綴ります。

11月16日(土)

わくわくクラブの指導者研修会に出席しました。

11月14日〜15日

東京、千葉、茨城から大学教授をお呼びして、平日の大芝高原の利用について、アテンドをしました。来年9月には100名以上の大学生が大芝高原を利用していただける見込みとなりました。

11月11日〜12日

群馬県にある道の駅「川場田園プラザ」他の視察にいってきました。

11月8日(金)

飛び地の視察に行ってきました。経ケ岳は3合目以降は倒木が非常に多く、危険な状況でした。

11月5日(火)

「議会全員協議会」「委員長会議」に出席しました。

議会全員協議会では、水道の開閉手数料の創設や、小学校や公的なグラウンドの使用料改訂について、意見を述べました。

11月3日(日)

「村民文化祭」に出席しました。

11月1日(金)

通行止めになっている権兵衛トンネルと旧道の視察を行いました。

10月29日(火)

議会だよりを村報に挟み込む作業を行いました。

10月24日(木)

大芝高原のヒアリングを行いました。

大芝高原を全体として把握している人は誰もいない現状が共有され、まずは可視化、見える化が必要なステータスです。

南箕輪小学校の放課後学習に行きました。

10月21日(月)

「伊北議員研修」を大芝高原で開催しました。

ここでいう伊北は、辰野町、箕輪町、南箕輪村、そして伊那市まで入ります。

10月18日(金)

「中学生模擬議会」を傍聴しました。

「議会全員協議会」に出席し、台風19号の被害について説明を受けました。

LINK:台風19号の被害「2019年10月12日(土)〜13日(日)」南箕輪村

10月17日(木)

「諏訪圏工業メッセ」を視察してきました。

「大芝高原まつり実行委員会」に出席してきました。

10月14日(月)

台風19号の大芝高原への被害の確認を行いました。

遊具があるエリアで倒木(進行中)があり危険な状態です。

アカマツの下に遊具があると、雨が降った後に乾きにくく地面がぬかるんでしまうので、課題だと感じていましたが、こういった被害にも繋がることを認識しました。

10月11日(金)

「南箕輪小学校」で3年生4クラスに体育授業を行いました。

10月8日(火)

「議会全員協議会」に出席しました。

「安全パトロール」を行いました。

10月7日(月)

「町村議会改革シンポジウム長野inみやだ」に参加しました。テーマは今シーズン3回目の議員のなり手不足。

10月1日(火)

「議会運営委員会」「委員長会議」に出席しました。

委員長会議では区長会との懇親会で交換した意見の整理、振り分けを行った他、11月21日(木)に村民センターで開催予定の「村民の声を聴く会」の検討を行いました。

9月27日(金)

「南箕輪中学校若竹祭」に出席しました。

「上伊那市町村議会議員研修会」に参加しました。今回の研修会のテーマはまた議員のなり手不足。今シーズン2回目です。

なぜこんなに繰り返しこのテーマの研修が開催されるかと言うと、ちょうど関連する研究資料がまとまったことが背景にあります。研究に関係した教授陣を順番に講師として招いてい話を聴くと言うなんとも言えない感じになっています。

9月25日(水)

イルミネーションの準備を手伝いました。

9月24日(火)

「交通安全運動の人波作戦」に参加しました。

9月19日(木)

「本会議最終日」に出席しました。

9月18日(水)

「一般質問」を行いました。

9月17日(火)

「一般質問」に出席しました。私の出番は翌日です。

「区長会との懇談会」に出席しました。

9月10日(火)〜11日(水)

「決算特別委員会」に出席しました。

9月9日(月)

「議会全員協議会」に出席しました。

9月4日(水)

「一般質問の事前通告」を行いました。

9月3日(火)

「本会議」「総務経済常任委員会」に出席しました。

9月1日(日)

「防災訓練」に村民として参加しました。

8月29日(木)

地元の支援者の方と、9月の定例会に向けて、会合を開きました。

8月28日(水)

「委員長会議」に出席しました。村民から声を聞く会の開催などについて打ち合わせました。

8月27日(火)

「議会運営委員会」に出席しました。議案や陳情の採択の事務手続き方法、IT機器の活用方法などの改善を提案しました。

8月23日(金)から8月25日(月)

「大芝高原まつり」の準備から本番、片付けまで参加しました。

本番ではまっくんストライクを運営し、300人弱の参加をいただきました。ストライクが予想より出てしまい赤字でしたよ。

8月20日(火)

「情報委員会」を開催しました。

議会ホームページのTOPページの誘導が弱いので、改善案を提出することにしました。

前日、東京出張でしたが、帰りの特急あずさが大雨で運休してしまい、家についたのは翌朝5時でした。帰りは高速バスの方がいいですね。

8月17日(土)

「教育フォーラム」に参加しました。

同僚議員と打ち合わせを行いました。

「県議会の清水議員の活動報告会」に出席しました。

8月9日(金)

「総務経済常任委員会」に出席しました。

同委員会は、大芝高原をテーマとして、2年間取り組むことが決議されました。

8月8日(木)

「議会全員協議会」「議会運営委員会」「第5回議会臨時会」に出席しました。

臨時会は大芝高原へのコテージの増設、おもてなしプリン製造所に対しての、地方創世拠点整備交付金が長野県内で唯一採択されたことによる補正予算の決議を目的として実施されました。

8月7日(水)

大芝高原まつりに向けて、テントの準備を行いました。

8月5日(月)

福井県の小学校教師を対象とした、フラッグフットボールの講習会を実施しました。南箕輪村の紹介も少しだけさせていただきました。福井は暑いですね。(長野は涼しいですね)

8月3日(土)・4日(日)

大芝高原に40名がフットボールの合宿に来ていただけるとのことでご案内しました。2日間、村の子どもと交流していただきました。

8月1日(木)

議会だよりが発行されます。

誤植があり、2ページの陳情について、「新たな過疎対策法の制定を求める陳情」について、藤城が不採択に名前が入っていませんが、実際には不採択をしています。誰が採択し、不採択したか、議案を賛成したか、反対したかをメモレベルで管理していることが、誤植の原因です。議会の最も重要な業務の管理についても今後改める必要があり、動いていきます。

7月29日(月)

「委員長会議」に参加しました。

2019年度内に区長会との懇談会、地域団体との懇談会、全村民を対象とした懇談会について、検討しました。

「長野県町村議会議長会議員研修会」に出席しました。

7月27日(土)

「サマーフェスティバル(南箕輪わくわくクラブ主催)」に協力しました。

7月26日(金)

28日の県大会に出場する南箕輪村消防団の激励会に出席しました。

7月25日(木)

「企業振興審議会」に出席しました。第二次産業を担っている村内事業所を中心に視察しました。

7月15日(月)〜28日(日)

27日、28日に開催したフラッグフットボールの全国大会の準備を行ってました。

7月19日(金)

「南箕輪村戦没者慰霊祭」に出席しました。

7月12日(金)

「議会運営委員会」および「第4回南箕輪村議会臨時会」に出席しました。

南殿消防団が県大会に出席するための補正予算を審議しました。

食糧費の28万円は当日の弁当と慰労会費まで含まれているので、慰労会は別途参加費を集めて実施していくよう今後働きかけていきます。

保育の無償化の現状についてブログにまとめました。

LINK:南箕輪村はどうなる!?保育の無償化には色々な課題がありました。負担がゼロ円にはなりませんよ!

7月8日(月)

「議会全員協議会」を開催しました。

7月5日(金)

「南箕輪村消防団の激励会」に出席しました。郡大会に向けて、操法を見学しました。

「議会運営委員会」に出席しました。

7月3日(水)

「南箕輪村消防委員会」に出席しました。

今後、消防団のあり方や課題について、村長から諮問を受けます。

7月1日(月)

ブログに問題提起を掲載しました。

LINK:問題提起 放課後児童クラブの利用料(負担金)について

青色点灯車で「村内パトロール」を実施しました。

1時間ほど小中学校の下校時刻に合わせて実施しました。

6月19日(水)

総務経済委員会による、村役場の各担当課へのヒアリングを実施しました。

6月16日(日)

「南箕輪村消防団の操法大会」に出席しました。

消防団の活動、その中で操法大会については箕輪と辰野が参加を辞退するなど、大きな変換点を向かえています。私はしがらみがない立場で意見を述べていければと思います。

元地域おこし協力隊仲間で現在南箕輪村内で株式会社ベジかけるを創業した、内山さんが所属する消防団が優勝となりました。

6月14日(金)

「議会運営委員会」「議会(最終日)」「議会全員協議会」に出席しました。

南箕輪村では議会最終日に陳情・請願の採択・不採択の決定と、提出された議案を良しとするかどうかの採決が行われます。

請願については3件、陳情については5件の提出がありました。

議案は11件提出され、全て可決となっています。

議会全員協議会では、大芝高原のアカマツの松枯れ被害について言及があり、初めて大芝高原内アカマツに10本の松枯れ被害が発生し、松くい虫被害が確認されてしまいました。

大芝高原では13,000本のアカマツのうち、2,300本に薬剤を注入して備えていたところですが、今回注入したアカマツにも被害が発生し、今後さらに被害が増えることが予想されます。

赤が被害地点:大芝高原の周りでは既に300本以上の枯損木が存在

6月13日(木)

「一般質問(2日目)」に出席し、実際に質問をしてきました。

質問(提案)した4項目のうち、3項目については村の取り組みとして実施していただけることになりました。残り1項目については引き続き状況を見守ります。

詳細は議会活動の方にまとめましたので、そちらをご覧ください。

LINK:一般質問(原稿と村からの答弁)

6月12日(水)

「一般質問(1日目)」に出席しました。

質問内容のうち、アウトプットが出た項目については、議会活動の方にまとめましたので、そちらをご覧ください。

LINK:

6月11日(火)

南原の応援団に一般質問の内容について、ご意見をいただきました。

6月10日(月)

「議会全員協議会」に出席しました。

地方創生関連事業等について村役場から説明がありました。地方創生関連事業についてはブログでもまとめましたので、詳細はそちらからご覧ください。

LINK:南箕輪村の地方創生ってどんなことにお金が使われているのか?今後使われるのか??お知らせします!

なお、屋内運動場の夜間利用について、今までは教育登録団体(明確な根拠なし)しか利用できませんでしたが、私から利用料を増やすために空いていれば利用させて欲しいという依頼をし、利用できる形となりました。(よかった!)

6月7日(金)

(公財)日本フラッグフットボール協会の理事会と、(公社)日本アメリカンフットボール協会との打ち合わせで東京に出張してきました。

今年も全国750校の小学校に教材と用具を寄贈することが決まりました。上伊那からたくさん応募があるように働きかけていきます。

6月6日(木)

今日も南箕輪村役場で引き続き打ち合わせと、信濃毎日新聞の記者さんと情報交換をしました。

午後は「第23回上伊那農政対策委員会総会」に出席しました。

この会は、農業政策に関する諸要求実現のための運動結集を中心に、地域連帯など視野の広い活動による農業、農村社会の健全なる発展を期することを目的として、活動しています。

6月5日(水)

南箕輪村役場で、夏のフラッグフットボール大会の打ち合わせを実施しました。

夜は南箕輪わくわくクラブのフラッグフットボールスクールで久々にまっくんボールズのメンバーと一緒にスクールを楽しみました。

「練習は週2回にして!(現在、月1)」

「もっと厳しく指導して!」

といった要望を子どもたちから頂戴しました(笑)。

週2は実現できるか分かりませんが、週1.5位にしていきます。

毎週水曜日の16時から、第一水曜日は18時30分からは確定しています。

これから参加でもまだ大丈夫ですので、興味のあるお子様は見学だけでもよろしくお願いいたします。

6月4日(火)

「一般質問の事前通告」を行いました。一般質問は事前に内容が適切がどうか確認手続きが議長によって行われれます。

私が事前通告した質問は下記の通りです。初めての議会で100%力を発揮できるか分かりませんが、一歩ずつでも進捗が期待できそうな内容にしました。

LINK:一般質問(事前通告)

6月3日(月)

「令和元年6月定例会」に出席しました。

詳細は別途記事にしてお知らせします。

6月2日(日)

「南原地区のキックベース大会」に区民として参加しました。親子5人で楽しませていただき、焼肉も食べ過ぎました。長女が同じクラスの子と仲良くなれたようで有り難かったです。

南原地区の評議員会で挨拶をさせていただき、選挙活動中にお騒がせたお詫びと今後の活動について紹介させていただく機会をいただきました。議員活動の方針として示した事項は下記の通りです。

  1. 一般質問で新しい提案をどんどんぶつけていく
  2. 3ヶ月に1回広報誌を発行し、活動をお知らせする
  3. 4年後の選挙に私と同じ世代が南部地域から出馬していただくよう活動する

6月1日(土)

花いっぱい活動の一環として、マリーゴールドの花を植えてきました。

大芝高原で初開催された「伊那谷プリンフェス」を楽しんできました。10時からものすごい行列で700個のプリンがあっという間に完売となり担当者も嬉しそうでなによりでした。

5月30日(木)

夏の南箕輪村フラッグフットボール大会の協賛企業探しと全国に寄贈する用具生産の打ち合わせで、東京に日帰り出張してきました。

有難いことに飲料について、協賛いただける見込みとなりました。

夜は南原第二公民館で応援団の皆様に6月定例会の一般質問の内容について、ご意見を伺いました。

初回なのでなるべく実現性が高い内容とし、若者回帰事業、公共施設の愛称募集、道の駅イベントへの統一、南箕輪村版ネウボラの4件について質問を実施する予定となりました。

朝一で東京に行って、帰ってすぐに次の案件となったため疲れました(>。<)

5月29日(水)

「一般国道153号伊那バイパス促進期成同盟会令和元年度総会」に出席しました。

この同盟会の目的は名前のとおりですが、伊那バイパス工事を促進し、リニア開業までに完成させることです。

詳細は南箕輪移住区にまとめましたので興味のある方は下記をご覧ください。

LINK:あのトンネルの開通はいつ?名前は??南箕輪村周辺のバイパス状況についてお知らせします。

「NPO法人南箕輪わくわくクラブ総会」に出席しました。

5月27日(月)

「議会運営委員会」を開催しました。

定例会は6月3日開会となり、議員の一番の仕事と考えている「一般質問」は6月12日、13日に行われる予定です。

5月30日(木)19時から南原地区の方に意見をいただく会合を開きます。

「南箕輪村商工会通常総会」に参加しました。

5月26日(日)

伊那市の西箕輪に4月27日にOPENした「中央アルプスマウンテンバイクトレイル」に電動MTBが導入されたということで家族で遊びに行きました。西箕輪(みはらしファーム)と南箕輪(大芝高原)をつなぐ事業について情報交換をしてきました。

電動バイクは登りがとっても楽で、コースもかなり本格的なので中学生以上に特におすすめです。ウチの娘(小学1年生)は怖かったようで泣いてしまいました(>。<)

南原に新しくOPENした「浜小屋」のオープニングパーティに参加させていただきました。17時から23時まで今のところ年中無休で営業されるとのことです。

5月25日(土)

大芝高原で開催された「6団体合同マレットゴルフ大会」に参加しました。

5月24日(金)

「町村議会初当選議員研修会」に参加しました。

新潟県立大学の田口一博さんが講師でしたが、話や主義、冗談や背景など波長が合わない部分が多く残念でした。「次の選挙に受かるためには・・・」そういった話、そういったことを念頭においた話を聞きに来たわけではありません。

5月23日(木)

「議会運営委員会事前打ち合わせ会議」と「大芝高原まつり実行委員会」に出席しました。

議会運営委員会では、請願、陳情の事前共有他、地域団体との交流会などの企画運営について議論いたしました。

大芝高原まつり実行委員会では、議員として会場管理委員会の担当と、催し物としてまっくんストライクを担当させていただくため、今年度の取り組みについて紹介しました。

今年の大芝高原まつりは8月24日(土)(予備日25日)開催に決まり、今年の特徴はこんな感じになっていますよ。

  • 闘鶏大会が中止
  • ゲートボールやマレットゴルフや予算が増額しました。賞品に期待!?
  • 親子ふれあい木工広場が復活
  • 昨年から始まった(復活した)大道芸やまっくんストライク、生協出店は継続
  • まっくんストライクは今年も地元産の参加賞を準備して、昨年のように途中で賞品が切れて途中終了にならないように気をつけます・・・。

5月21日(火)

「第6回キャリア教育産官学交流会」に参加してきました。

この交流会は郷土愛プロジェクトの事業の一つとして開催されていて、事務局は上伊那広域連合の中にあります。

第4回の辰野大会から参加していますが、今回は宮田での開催となりました。まだ未開催の自治体は中川村(来年度)と南箕輪村(再来年度?)のみとなっており、第8回はおそらく南箕輪村で開催されます。

毎回250名前後の方が自由に参加してキャリア教育と郷土愛をキーワードに、つながりや交流を深めることができるイベントになっています。

個人の成長の観点からも、都市部に挑戦した若者がこちらに戻ってきたいと思う若者回帰の視点からも、キャリア教育は大切であると感じます。村の事業とも連携して実施できればと考えています。

5月20日(月)

「南箕輪村土地開発公社理事会」に理事として出席しました。

南原住宅団地での焼却灰の最終処分に一定の目処がたったことから、全理事長の唐木村長は理事から降りられ、原副村長が理事長に、小坂副議長が副理事長に就任しました。

南原団地の公園は8月1日ごろから利用できる見込みとのことです。

ただし、同時に土地の売り出しも開始されるので、利用される方は工事車両等にお気をつけください。

公園の名前が未定とのことです。

隣に鳥谷川いこいの広場が出来つつあることもあり、コラボレーションして南原鳥谷川公園など、地元の方と協議をしながら村に働きかけをして参ります。

5月16日(木)

「青色回転灯車防犯パトロール講習会」に出席しました。

担当の警察官が馬が合う説明をする方で退屈せずに講習を受けることができました。

当日の様子は南箕輪移住区で記事にしていますので、よろしければご覧ください。

LINK:青色回転灯車防犯パトロール講習会で色々聞けました!

5月14日(火)

「南箕輪村議会全員協議会」に出席しました。

6月議会に先駆けて、提出される議案の事前説明を受けます。

  • (1)災害弔慰金の支給に関する条例の一部改正
  • (2)介護保険条例の一部改正
  • (3)放課後児童健全育成事業の整備及び運営に関する基準の一部改正
  • (4)住宅等家賃及び敷金徴収条例等の一部改正

詳細は6月議会の報告時に案内します。

5月13日(月)

「交通安全人波作戦」に参加しました。

あじーな付近

交通安全週間に行われるもので、看板を持って道路に並び啓発活動を実施します。警察に誘導されて一時停止を求められるので、車に乗っている側だと少しびっくりしますね。

前年と比較して交通事故の犠牲者が増えていることや、大津や池袋の事故などもあり、地道ですが必要な活動であると感じました。

5月11日(土)

「南箕輪わくわくクラブの研修会:指導力向上をめざして」に参加しました。

当日の様子は南箕輪移住区で記事にしています(執筆中)ので、よろしければご覧ください。

LINK:南箕輪移住区<南箕輪わくわくクラブの活動「研修会:指導力向上をめざして」>

5月8日(水)

「令和元年第3回南箕輪村議会臨時会」が行われました。

冒頭の村長挨拶では、ご自身が任期4年の折り返し地点であること、議員からは新しい提案をどんどんぶつけてもらいたいこと、選ばれた村ではあるが課題も多いこと、一緒に村づくりを進めていきたいなどの想いや、5月18日(土)に開催される交流人口の増加も目的としたバーティカルリミットの紹介なども行われました。

議長選挙が行われ、丸山議員が8票、加藤議員が2票という結果となりました。

その後、小坂議員が副議長に決定し、常任委員会である総務経済常任委員会委員長には百瀬議員、福祉教育常任委員会委員長に三澤議員、議会運営委員会委員長は山崎議員が就任しました。

私は総務経済常任委員会と議会運営委員会の副委員長、そして情報委員会の委員長となりました。

村からは議案が5つ提出されました。詳細な説明は旧議員は事前に受けていますが、新任議員はその機会がなかったため、採決までの短い時間で判断せねばなりませんでした。

  • (1)専決処分 税条例一部改正 国の法律改正に伴うもの <賛成>
  • (2)専決処分 国民健康保険税条例一部改正 国の法律改正に伴うもの <賛成>
  • (3)専決処分 税条例一部改正 国の法律改正に伴うもの <賛成>
  • → ふるさと納税が国の許可制になる。
  • (4)補正予算 国の補助金が確定したための補正予算 <賛成>
  • → 心のバリアフリー事業
  • (5)監査委員の選任 都志議員 <賛成>

5月7日(火)

「議長及び副議長立候補者所信表明演説会」が行われました。

議長に立候補したのは、前議長の丸山豊議員と年長者の加藤泰久議員、副議長には小坂泰夫議員が立候補しました。ただこの手法ですと議長を落選した方が副議長になることが叶いませんので、副議長は議長が指名推薦とする形の方が議会運営上は望ましいと感じています。

4月28日(日)

「南箕輪村消防団春季訓練」に出席しました。大芝高原の陸上競技場で実施されましたが、とても寒い日となりました。

4月22日(月)

当選証書を選挙管理委員長から受取りました。任期は4月27日からですので、まだ議員ではありませんが、当選証書を受け取った後に「議会事務連絡会議」が行われ出席しました。

議会事務連絡会議では、議員の自己紹介、仮議席の決定、正副議長選出や常任委員の選出についての説明、臨時会の進め方についてなどが行われました。

問題提起:大芝高原のアカマツの松枯れについて

背景

2019年6月に大芝高原のアカマツに初めて松食い虫による松枯れの被害が確認されました。同年9月には6月の10本から100本に被害が急激に拡大し、次年度は500本に到達する可能性も出てきました。

被害状況

被害状況をぜひ見ていただきたいと思っており、写真提供で問題提起を致します。

場所は大芝高原のセラピーロードの奥側です。方角で言うと南側。ロケーションで示すとゴルフ場側となります。

重機が通った跡
倒れたヒノキ
薬剤注入で黒くなった幹(左下部分が顕著)
アカマツが伐採され森の中に出現したぽっかりとしたエリア
アカマツを切るために健康なヒノキの木が何十本も犠牲に
健康なヒノキがもったいないとベンチが作られています。

これからパブリックコメントも始まるようです。皆様もぜひ一度ご覧になっていただければと願っています。

一般質問(事前通告)

令和元年9月定例会

2回目の一般質問となります。地元の方からいただいた意見を大切にしたのと、今回はあえて言いにくいことを言ってみる内容にしました。

1 幼児教育、保育の無償化について

(1)2020年度以降の保育ニーズ(時間延長、入園者)増加への対応
 2014年度に発表された「子ども・子育て支援事業計画アンケート結果報告書」からは、時間延長に対する高いニーズが読み取れる。
<平日利用の教育・保育事業利用終了時間>
 ・現状:17時代 4.4%、18時代12.6%、19時以降は2.4%
 ・希望:17時代13.2%、18時代14.8%、19時以降は2.7%
① 今回の保育の無償化で、上記に限らない潜在的ニーズが表面化され、さらに日本全体の人出不足の深刻化も合い重なって、保育ニーズが年々高まることが予想されるが、受入体制や保育士の労働環境など、村はどのように考え、どのような具体的対応をとるか、可能であれば2019年に実施した最新のアンケート結果も踏まえてお聞きしたい。
② お迎えが「認定された保育時間から遅れた場合」の追加利用料については、どのように考えているか。

2 共働きに優しい村へ、保育制度に関する意識改革について

(1)2015年度からの子ども・子育て支援新制度では「保育の必要量の認定」を、標準時間と短時間の2区分で行うこととなった。
・「保育標準時間(最大1日11時間 1カ月120時間以上就労)」
・「保育短時間(最大1日8時間 1カ月120時間に満たない就労)」
 フルタイム共働きの世帯を想定した場合、標準時間の区分となるが、現在、その児童はなぜか「長時間保育」と呼称されマイノリティーの扱いを受けている。このことは「長時間…やだ…」「なんでお迎え遅いの」など、ネガティブな感情を産み出す要因となっているだけでなく、短時間に合わせたイベントや協力依頼などが当然のように行われ、標準時間の保護者は休みを取って対応せざる得ない状況である。
① 今後、保育の無償化等により、標準時間の児童の増加も予想される中で、保育短時間の児童を例えば「早帰り」と呼称する形に改めるなど、保育制度に対する意識改革を共働きに優しい方向へと進めるべきと考えるが、村の考えをお聞きしたい。

3 保険者努力支援制度について

(1)保険者努力支援制度への対応、今後の方針
 2018年度から、国民健康保険の財政運営主体が県になったが、保険者における予防および健康づくり等のインセンティブの強化を目的に、保険者努力支援制度も本格的に開始された。現状インセンティブは1,000億円程度規模であるが、政府の経済財政諮問会議等で抜本的な強化を求める意見があり、2020年度は1,500億円規模に拡充される見込みとなった。同時に、保険者に法的義務が課せられている特定健診及び保健指導などには、初のマイナス評価の導入も検討され始めた。
① 今後も拡充が予想される同制度において、高い得点をあげインセンティブを得て、村の保険料の縮減につなげていくためには、まずは目標設定を掲げ、村役場内の総務(事務、財務)部局が中心となり、管理栄養士、保健師などが連携することが重要であるが、村の現状と今後の方針について、これまでの得点の推移も含めてお聞きしたい。

② 同制度でインセンティブを得るには、村役場だけの努力では不可能で、村民の認知と理解の向上そして協力を得て、村全体で取り組んでいくことが必要であるが、現状と今後の方針はどうか。
③ まっくん健康ポイントを保険者努力支援制度とさらに連携させてはどうか。
④ 民生費が増加する中で需要が高まる管理栄養士や保健師など専門職の確保は十分であるか。35歳以上の経験者採用を取り入れ、Uターンも見越して形で都会に赴き、採用説明会を開催してはどうか。

4 南部地域の交通安全対策について

(1)信州大学を軸としたゾーン30へのイメージハンプの導入
 南部地域は、中央道伊那インターチェンジや権兵衛トンネル開通により、交通量が比較的多い地域であり、さらに南原地区は村内で最も人口増加率が高いため、大型車や生活車の往来の増加が見受けられる。また、信州大学農学部キャンパスがあることから、運転経験の少ない若者が多いという特徴もある。交通量の増加に伴い、交通事故の増加が懸念されるとともに、南部小学校に通う児童が4年後には現在の約1.5倍の300人に急激に増加することから、おのずと事故が起きる確率も比例して高くなる。ゾーン30が交通安全対策として、先進的に実施されたが、その認知と効果を高めていくためには、警察による取締りに頼るのではなく、定期的なアプローチを村や住民が行うことが重要である。
① 信州大学内の村道を皮切りに、ゾーン30内にイメージハンプを導入し、交通安全対策とゾーン30の認知を強化してはどうか。
② 平成29年第4回定例会の都志議員の一般質問への回答の中で「ゾーン30のエリア内であるという周知をしていく必要があるのかなという(中略)地元安協や警察などと協議をしながら進めていければというふうに考えております。」とあるが、エリア内の対応について進捗はどうか。

5 大芝高原のアカマツの計画的伐採について

(1)ついに大芝高原内に事例が発生した、アカマツの松食い虫、松枯れ被害を確実におさえることは、現代の科学・技術では残念ながら困難である。
① 大芝高原内において現状実施されている、枯れたアカマツを中心とした伐採対応から、未被害のアカマツの活用や売却を含めた計画的な伐採に切り換える転換期が来たのではないかと考えるが、村の考えはどうか。
② 伐採方針や伐採木の活用方法検討への村民参加について、村の考え方をお聞きしたい。

令和元年6月定例会

初めての一般質問なので、行政も、村民も、村職員も皆がWIN-WINになるような、そして成果につながりやすいであろう内容を、質問することにしました。

1 若者回帰・定住増進支援事業について

(1)若者回帰事業の取組みを先行実施している関市のNPO法人が実施したある調査では、進学などで都市部等に出た若い世代が地元に戻ってくるにあたり、不安に思った点に「一定の収入があるか」「就職・転職先の確保」など、職に関するものが上位に挙げられている。また、若い世代は地元の企業をそもそも知らなかったり、就職活動の時に初めて社会と向き合ったりするケースも少なくない。

 そのような背景の中、地元で最も知られている企業は実は村役場であると考えられる。また、上述の調査でもUターン時に利用した情報の入手方法として「親、親戚、友人等」の口コミ情報の次に「自治体のホームページ」が最も上位に挙げられている。

  自治体の採用情報ページはアクセスが集まりやすいこと、さらには高い公務員人気が現在も続いていることから、村役場の職員採用ページについて、採用時期のみ情報を掲載する「仮設ページ」でなく、採用基本情報、過去の採用状況、採用日程、先輩職員のメッセージなどがいつでも確認できるページとし、さらには村や上伊那の地域情報、就活イベント、就職(民間)イベント、ママの就業相談、郷土愛プロジェクトなどの紹介やリンクが貼られた、「常設の職のポータルサイト」を、村役場職員採用ページを兼ねて設置していく考えはないか。

(2)加えて、常に最新の臨時職員や育休代替職員の募集情報を掲載し、スピーディーな地元への職の提供、職員不足による住民サービス低下防止につなげていく考えはないか。

(3)上伊那の8自治体合同又は町村合同、もしくは定住自立圏で協業して採用試験を実施し、合格者名簿に載った者を雇用する形に変更することで、発信力や魅力を高め広域的に就職・転職先を提供し、かつ、辞退者による採用計画の狂いを防ぐ環境を整えていくことを、他自治体に働きかけていく考えはないか。

2 公共施設等総合管理について

(1)公共施設等総合管理計画は、現在の財政状況で試算した場合、集約化や長寿命化を進めても40年間で40%の施設量の縮減が必要であるとしており、利用率の向上及び今後のあり方を検討するにあたって村民の関心を高めていく必要がある。また、多くの公共施設は建設してから相当期間が経過しており、建設当時の時代背景から、例えば「村公民館」などは地区公民館と非常に混同しやすい名称になっている。対してインターネットが普及した現代においては、SNSを用いて個々人が情報発信できる時代となり、公共施設に魅力的で分かりやすい名称をつけることは、利用率及びブランドの向上にも資すると考えられる。

 そこで、屋内運動場、村民体育館、村公民館など、特に差別化が図られていない名称の公共施設について、愛称を村民に向けて募集する考えはないか。

3 村内イベントについて

(1)現在、村内で実施するイベントは、村3大イベントに代表されるように、大芝高原を活用したものがほとんどである。大芝高原(及び南箕輪村)のPR、交流人口の増加、村への経済効果などにつなげていくため、大芝高原の一部が道の駅に登録されたことは、同施設で開催するイベントを再構築するにも、適切な機会であると考えられるが、どのセクションがその役割を担っていくのか。

(2)例えば、大芝高原で実施するイベントについては、原則「道の駅イベント」とすることで、外には統一的にPRし、内に向けてはイベント間の連携を生み出す導線を構築していく考えはないか。

(3)道の駅1周年イベントを実施する考えはないか。なお、1周年の2019年7月21日(日)は参議院選挙が予定されていること及び翌週の2019年7月27日(土)はすでに実施イベントが複数決定していることから、1周年イベントを27日に設定してはどうか。(具体的には、MTBイベント、フラッグフットボールイベント、わくわくクラブイベント、おもてなしプリン発売1周年記念、未来塾、+まっくん誕生25周年など)

4 南箕輪村版ネウボラについて

(1)南箕輪村版ネウボラの制度内容について、理解を促進するために拠点施設である子ども館に、その内容の説明や切れ目のない支援などで象徴的なよい効果をもたらした(もたらすと期待される)事例を紹介していく考えはないか。

問題提起:放課後児童クラブの利用料(負担金)について

2019年7月8日(月)に村役場から連絡があり、この問題は解決に向かうことになりました。正式リリースがこれから村役場から発信されます。

時代背景

ひとり親や夫婦共働きの世帯がどんどん増えています。

夫婦共働きは

昭和63年は750万世帯(父だけは950万世帯)だったのが、

平成29年には1,188万世帯(父だけは641万世帯)に、

ひとり親は

昭和63年は122万世帯(母子84.9万、父子17.3万)だったのが、

平成23年には146万世帯(母子123.8万、父子22.3万)に増えています。

南箕輪放課後児童クラブ

放課後児童クラブはそんな働いている親の子ども=小学生を預かってくれる事業です。

南箕輪村では、南箕輪小学校の子どもはこども館内で、南箕輪南部小学校の子どもは南部小学校に併設されている施設内で、クラブが運営されています。

預かってもらえる時間は

児童クラブの開所時間は、小学校の下校時刻から午後7時までとする。ただし、小学校の授業の休業日にあっては、午前8時から午後7時までとする。

南箕輪村放課後児童クラブ事業実施規則

となっています。

利用できるのは

児童クラブを利用することができる者は、村内の小学校に就学している児童で、次の各号のいずれかに該当するものとする。
(1) 児童クラブを利用する児童の保護者(以下「保護者」という。)が労働等により昼間家庭にいない児童
(2) その他村長が特に必要と認める児童

南箕輪村放課後児童クラブ事業実施規則

となっていて、基本的に親が働いていて、昼間子どもだけになってしまう世帯のみが利用できます。

利用料(負担金)について

タイトルにもした利用料(負担金)についてですが、

南箕輪村放課後児童クラブ事業実施規則より引用

月額利用は5,000円から1,500円、また一時入所については1回につき800円となっています。

放課後児童クラブの経営について

放課後児童クラブの経営ですが、収入にあたる1年間の負担金の合計は800万円、支出にあたる放課後児童クラブ支援員への人件費は2,200万となっています。

実際には、人件費以外でも事務職員が担っている事務費、施設の水道光熱費などが支出に加算されるので、大きな赤字となっています。

放課後児童クラブがないと困りますので、赤字であるのはやむを得ないし、税金が投入されるのは当然であると思います。

ただ、利用者が増えればその分、赤字も増えますので、利用者が増えれば、利益も増える民間事業とは大きく事業構造が異なります。

夏休みの利用料(負担金)について

私が今回、問題提起するのは夏休みの利用料(負担金)についてです。

南箕輪村ホームページから引用

2019年6月17日に南箕輪村のウェブサイトに掲載された、放課後児童クラブ:夏休みの一時利用についてでは、上記の負担を求める内容が掲載されています。

問題提起:夏休みだけの利用について

  • 問題1 夏休みだけ利用する場合12,000円って高すぎない?
  • 問題2 規則上は7月一時入所、8月月額負担では?
  • 問題3 利用者が増えれば赤字が増えるのだから、配慮が足りないのでは?

問題1 夏休みだけ利用する場合は12,000円って高すぎない?

夏休みだけ放課後児童クラブを利用しなくてはならない世帯があります。

それは、小学校授業がある時間帯に働いている世帯の方々です。

夏休みは小学校の授業はありませんが、仕事が無くなるわけではありませんので、その世帯の方は、夏休みだけ放課後児童クラブを利用する形となります。

ただ、そういった世帯に対して、村は「短期利用(一時的)にあたるので、12,000円の負担金を求める」としています。(下図の※印の1番目に記載されています)

問題2 規則上は7月一時入所、8月月額負担では?

公務員の仕事は条例や規則をもとに職務が遂行され、負担金の金額等も厳正に決まっています。

規則上では「月額」「一時入所(1回につき)」と区分されていますが、ホームページでは「長期利用での放課後児童クラブ(1ヶ月にあたり)」と「短期利用(一時的)放課後児童クラブ(1回あたり)」という表記となっています。

↑この表が規則
↑これはホームページ

論点としては、一時入所の一時という表現の解釈、そして夏休みだけ入所ができるか、だと思います。

現状の解釈では、月額の負担金は年間を通して利用する人に対して適用し、それ以外の方は例えば8月全て利用した場合でも、それは一時入所と判断しています。(長期利用、短期利用という規則上存在しない仕組みが適用されています=長期、短期の判断は?)

規則から読み取った場合、月額という表現がある中で、8月全部利用した場合、全て一時入所として負担金を求めるのは果たして正しいのでしょうか。8月は入所の手続きができないものでしょうか。

LINK:南箕輪村放課後児童クラブ事業実施規則

問題3 利用者が増えれば赤字が増えるのだから、配慮が足りないのでは?

夏休みだけ利用する世帯は、普段は放課後児童クラブを利用していません。放課後児童クラブは利用者が増えれば赤字が増えますので、その切り口でみた場合、夏休みだけ利用する世帯に高額の負担金を求めるのは配慮が足りていないのでは?と思います。

いつも使っている人が優遇されるのは民間事業の場合は分かりますが、公の事業ではどうでしょう。

結論

7月の利用日数にもよりますが、例えば7月は3日、8月は12日の利用である場合については、

7月:800円×3日=2,400円

8月:5,000円(月額:但し、入所手続き要)

合計:7,400円

などに設定するのが妥当ではないでしょうか。

一般質問(原稿と村からの答弁)

事前通告の内容から、それぞれ背景や意見を加えて原稿をつくり一般質問を行いました。それに対する村の答弁を掲載していきます。

令和元年6月定例会

四番、藤城です。

先に通告しました4項目について質問いたします。

1 若者回帰事業等について

今月7日に厚生労働省が発表した人口動態統計では、人口自然減が44万人と初めて40万人を超えました。

減少していく労働力人口を補うためにも、今後もこの村が元気で暮らしやすい若い村であり続けるためにも、都市部に出た、挑戦した若者が「地元に戻ってきたい!、戻ろうかな?」そう思ったとき、彼ら、彼女らがUターンしやすくする、若者回帰事業はさらに重要さが増していると考えます。

「こうすると必ず若者が戻ってくる。」という明確な答えはありません。

そこで、参考資料として、隣の岐阜県にある関市のNPO法人ぶうめらんという団体が、トヨタ財団の助成を受けて、平成29年に、実際にUターンした人を対象に行った調査結果」を取り上げさせていただければと思います。

調査結果はお手元にもお配りしています。

自治体の規模や立地条件など異なる部分も多いですが、調査結果の中でUターンをはばむ課題として

1 外に出ると地元の情報が届かなくなるという「情報の遮断」が起きていること、

2 そしてUターン時の多くの不安は「仕事の不安」であるということ、

が挙げられており、これらはわが村にも共通した課題であると考えられます。

調査の具体的なデータとして、情報が遮断されている中でも、都市部に出た若者が地元の情報をどのように入手しているかですが、1位が親、親戚、友達等の口コミ情報、そしてその次に自治体のホームページが挙げられています。

また、仕事の不安があると述べましたが、Uターン時の具体的な不安は、1位が「公共交通機関が不便」、2位が「一定の収入があるか」、3位が「就職・転職先の確保」となっています。

加えて、これは私も若い頃そうだったのですが、地域を支えている企業やその産業構造を知らない若者が多いという結果も出ています。

これらの課題を解決し、若者のUターンを促進するには、様々な切り口からのアプローチが必要であると考えます。

言い換えれば、キャリア教育などもそうですが、若者の人生に対して、いかに多くのタッチポイントを、地元が作っていけるかが、鍵になるのではないかと思います。

そこで、一つのアプローチ、タッチポイントとして考えられる、誰もが知っている就職先であり、地元の有名企業とも言える「村役場」の職員採用ページの在り方についてお伺いします。

現在のように、採用時期のみ情報を掲載する「仮設」の形では、非公開時に訪れた場合には

「あーやっぱり村だから全然採用していないんだな」

と勘違いしてしまう若者も多くいると考えられます。

情報が遮断されていますので、人によっては、村なので過疎地域と思う人もいるかもしれません。

民間も含めて、こちらに戻ってくるという選択肢が、ここで除かれてしまう恐れもあります。

少なくとも採用基本情報、過去の採用状況、採用日程、先輩職員のメッセージなどが、いつでも確認できる、常設の職員採用ページが必要であると考えます。

さらに、攻めるのであれば、これは村だからできることなので、是非攻めていただきたいのですが、

・南箕輪村や上伊那の地域情報、

・上伊那就活プロジェクトなどの就活イベント、

・公の機関と協業して実施している民間企業の各種就職イベント、(今年の10月には上伊那広域連合が中心となって、30歳前後の転職組も対象にした就職イベントを東京で開催すると報道がありました。)


その他、子育て女性再就職支援、郷土愛プロジェクトなど、職に関する情報を統合した、「常設の職のポータルサイト」を、アクセスが集まりやすい役場職員採用ページを主として設置出来れば、親も子どもに役場の採用ページをナビゲーションするだけで済み、より効果が高いと考えますが、この件に関して村の考えをお伺いいたします。

また、本人がUターンする際に、配偶者はフルタイムではない職を希望し、探しているケースも少なくないと思います。

そこで、常に最新の臨時職員や育休代替職員の募集情報も同時に掲載することで、スピーディーな職の提供と職員不足による住民サービスの低下防止につなげていく考えはありませんでしょうか。

さらに、引き続き公務員は高い人気となっていますが、やはり採用人数が多い方が魅力的で人が集まりやすい傾向があります。

そこで、発信力や魅力をさらに高めることを目的に、広域的に就職先を提示すること、そして辞退者による採用計画の狂いを防ぐことを狙いとして、上伊那の8自治体又は町村合同、もしくは、一番現実的な既に合同で職員研修を実施している定住自立圏内で協業して採用試験を実施することを、他自治体に働きかけていく考えはありませんでしょうか。

村からの答弁(村長)

来年度から職員採用ページを常設する必要があると感じている。民間も含めた様々な就職情報へのリンクも考えて行かなければならない。なお、職員採用試験については、試験時期や内容、広報についても大きな変更を行う予定である。

臨時職員等の募集情報を掲載することも必要であると感じており、合わせて実施していきたい。現在150人の1割が育児休業や病気等で不在となっており対応が必要であると感じている。

協同して試験や情報の提供は望ましいと感じているが実際は難しいと感じている。市町村の温度差が解消できないと現状では困難である。

2 公共施設等総合管理について

村の公共施設等総合管理計画は、現在の財政状況で試算した場合、集約化や長寿命化を進めても40年間で40%の施設量の縮減が必要であるとしており、乱暴に言い換えれば、40年で半分近くの公共施設を減らさなくてはならない状況です。

故に、利用率の向上は当然ですが、今後のあり方を検討するために、村民の関心を高めていく必要があります。

また、多くの公共施設は建設してから相当期間が経過しており、建設当時の時代背景から、例えば「村公民館」などは、地区公民館と非常に混同しやすい名称になっています。職員や住民の間では、すでにアンオフィシャルで、ソンコウなどと呼んでいる人も少なくありません。

しかしながら、私のような移住者や他地域の方にとっては「ソンコウって何?」と思ったことがしばしばあるのではないでしょうか。

対してインターネットが普及した現代においては、SNSを用いて個々人が情報発信できる時代となりました。広告費についても今年はいよいよネットがテレビを抜く見通しとなっており、インターネットの影響力の大きさが伺えます。

そのような中、インターネットでの発信を考えた場合、公共施設に魅力的で分かりやすい名称をつけることは、利用率及びブランドの向上にも資すると考えられます。

例えば、情報発信には、最近はSNS上ではハッシュタグが用いられることが多く、日本語では井桁と言いますが、ハッシュタグの後にキーワードをつけることで、そのキーワードに関わる話題を追いかけやすい仕組みとなっています。

例えば、これを現状の村公民館で実施した場合、恐らく世の中に存在する数多の村公民館の情報を追いかけることになるか、もしくはそもそも名称が魅力的でないので投稿すらされておらず、何の発信にも繋がっていない、という厳しくそして切ない結果が待っています。

そこでお尋ねします。

村公民館、屋内運動場、村民体育館など、素晴らしい施設であるのに、特に差別化が図られていない名称の公共施設について、愛称を村民に向けて募集する考えはありませんでしょうか。村の考えをお伺いいたします。

1つ目の若者回帰事業等で述べた、タッチポイント、アプローチにも繋がると考えますので、是非若い子供たちから多くの応募が集まるよう工夫していただければ幸いです。

村からの答弁(村長)

特徴がある施設があれば愛称をつける必要があると感じている。どの施設の愛称を募集するかは役場内で検討していく。

なお、人口増が続く現在においては、公共施設は現在のところは減らしていく予定はない。

3 南箕輪村版ネウボラについて

先日、箕輪町でもネウボラ制度に取り組み始めた報道がありました。

フィンランド発祥のネウボラは子育てに関して非常に有効な制度でありますが、まだまだ日本では馴染みが薄く、さらに南箕輪村版となると、それがどういったものなのか、共通認識をこれから広げていく必要があります。(正直私もまだ力強く語れませんが)

将来、一人一人の村民がネウボラを語れるようになれば、子育ての村の口コミが、より力強いものになるとも考えるからです。

そこでお尋ねいたします。

村長の冒頭の挨拶でもありましたが、ネウボラの拠点施設である子ども館の利用者が述べ60,000人に達したこと、そしてその多くがネウボラ制度のターゲットである若い世代であることからも、子ども館を中心にネウボラの内容や切れ目のない支援などで象徴的なよい効果をもたらした事例を紹介し、ネウボラの理解と認識を広げていく考えはありませんでしょうか。村の考えをお伺いいたします。

村からの答弁(村長)

こんなことができればと思い、打ち出した制度であり、運営する側もワンストップのサービスに難しさを感じているのも事実。徐々に向かっていくがまだまだ実現については先である。子育て支援課、健康福祉課、教育委員会の連携は向上してきている。ネウボラの制度を掲げていくことは必要であると感じている。事例紹介はこれから検討していく。

南箕輪村版ネウボラの実現については長い目で見ていく。やりながら考えていくことが必要であると感じている。立ち上げることが第一。走りながら考えていく。

4 村内イベントについて

現在、村内で実施するイベントは、村3大イベントに代表されるように、大芝高原を活用したものが中心となっています。

村長の冒頭挨拶にも「道の駅となった大芝高原を舞台にして」といった主旨の発言がありましたが、減少傾向にある利用客を再度増加の方向に向かわせ、さらには交流人口の増加、南箕輪村のPR、経済効果などにも、つなげていかなくてはなりません。

我が村は特性としてコンパクトシティであることが挙げられ、良い意味でも悪い意味でも、現在大芝高原以外に大きな観光資源がありません。

このことから、大芝高原に今後も村の資源が投下されることは、現在検討されているコテージの増設やおもてなしプリン製造所の建設がそうであるように明らかです。これは過去の経緯を振り返ってみてもそうでしょう。

そういった、大芝高原が村の観光拠点であるという必然性がある中で、3年後の令和4年には、現在の指定管理の期間が満了となります。

その際、プロポーザルになるにせよ、何にせよ、「道の駅となった大芝高原をどうしていきたいのか」を村は描いて、用意しておかなくてはなりません。

そこで今回は道の駅イベントについてお尋ねします。

道の駅大芝高原のイベントについて、今後どのセクションが軸となって構想し、動かしていくべきと考えているのか、村の考えをお伺いいたします。

例えば、試験的な意味合いを兼ねて、すでに実施しているイベントも含めて、大芝高原で実施するものについては、原則「道の駅イベント」とすることで、外には統一的にPRし、内に向けてはイベント間の連携を生み出す導線を構築していく考えはないか。

道の駅1周年イベントを実施する考えはないか。

村からの答弁(村長)

観光事業は村は積極的でなかったが、地方創生の時代になって、関係人口、交流人口という観点から、方針転換を行った。

イベント関係については、産業課、観光協会が担っていくのが一番いいのではないかと感じている。現在検討中で今後一定の方針が固まる予定である。

可能なイベントについては、道の駅イベントとして実施していくよう早急に取りまとめていきたいと考えている。7月27日(土)に道の駅1周年イベントを開催する。

今までのような形でなく、皆が一緒にやっていく風土ができて来ている。

藤城栄文のプロフィール

ふじしろ えいぶみ(3児の父、39才、移住3年目)

1979年(昭和54年)9月4日に東京都世田谷区に生まれる。3歳の時に両親が離婚し母子家庭で育つ。現在3児の父で、39歳、村に移住してきて3年目。

  • 志村坂下小学校卒
  • 志村第四中学校卒
  • 都立北園高等学校卒
  • 中央大学理工学部物理学科卒

大学2年の時に量子力学や虚数空間など専門的な授業の内容についていけなくなり、大学3年から公務員試験(文系)の勉強を始め、行政書士の資格を取得する。

大学卒業後、東京都江戸川区役所に採用され、地域振興を4年、人事に関わる業務を3年間経験する。

27歳の時に父親に生まれて初めて会い、実家の稲作を手伝うようになる。

人生一度はチャレンジをしなくてはと、29歳の時に区役所を退職し、無報酬の状態から日本フラッグフットボール協会に参画する。協会を法人化したと同時に事務局次長となり、2013年1月には念願の公益財団法人化にも成功する。

2018年には、2020年から施行される小学校新学習指導要領にフラッグフットボールが例示されることが決定した。

東京以外で暮らしたことがなかったが、妻の実家が高遠町で子ども3人全員が里帰り出産だったため、上伊那地域に触れるようになる。

義母から子育てするならと南箕輪村を勧められた際、理由を聞いても分からないというほんわかエピソードがあり、そこから村に関心を持つようになった。

そして調べていくうちに南箕輪村に可能性を感じ、子育て環境を重視して移住を決意。

平成29年4月から村の地域おこし協力隊として採用され、2年間の活動の中で、全国に村をPRするためにまっくんボールを制作し、全国の小学校授業の中で村を知る機会の創出やフラッグフットボールの全国大会の誘致を行った。

2019年2月には(公財)日本フラッグフットボール協会専務理事に就任。

現在は、南箕輪村移住区の設立委員を務めながら、3人の子育てと家族サービスにてんやわんやしている。

肩書(2019年3月現在)

公益財団法人日本フラッグフットボール協会 専務理事
南箕輪村移住区 設立委員

わくわくクラブ フラッグフットボールスクール講師
南箕輪村地域おこし協力隊
(2019年3月まで)

趣味

ボードゲーム

カルカソンヌとニムトが大好き。ボードゲームはコミュニケーションや会話を助けてくれるし、子どもの頃大好きだったので、子どもが大きくなったら一緒にしたい。

バレー

中学から大学、そして社会人になってからもやっていたので、また復活したい。現在は子育てで時間がなくて休部中。VC長野を見ているとやりたくなる。ちなみに幼稚園から小学生までは踊る方のバレーも経験。

読書

隠蔽捜査シリーズと池井戸潤氏の本をよく読む。同じ本を何度も読むタイプ。

旅行

海外のビーチリゾートが好きでよく行ったが、子どもが生まれてから全く行けていない。

温泉

大芝の湯は風呂の日に回数券を買う派。食堂のおすすめメニューはかつカレー。好きな食べ物もかつカレー。木曽のせせらぎの四季もおすすめ。

南箕輪村の人口の推移と推計

このページでは、南箕輪村の人口増の理由を考察する過程でまとめた数字の紹介が中心となっています。

もっとざっくりと南箕輪村のことについて知りたい場合は、「人口増の考察とこれからの提言」を、ぜひご覧いただければ幸いです。

目次【本記事の内容】

人口の推移からの人口増の考察

1 これまでの人口の推移とこれからの推計

南箕輪村の人口増は2040年まで続くと予想されていますが、まずは村が出来てから現在までの人口の推移を見ていきたいと思います。

(1)現在までの人口の推移

人口の推移

1875年 2,333人明治8年に南箕輪村誕生
1975年 7,664人昭和50年に村制100周年
1985年10,000人昭和60年12月23日に10,000人
1995年12,000人平成7年2月1日に12,000人
2004年14,037人平成16年の平成大合併では「自立」を選択
2013年15,000人平成25年9月30日に15,000人
2018年15,500人平成30年11月21日に15,500人

人口増の特徴

順調に人口を増やしてきた南箕輪村ですが、人口増の特徴としては、昭和40年頃から県内TOPレベルの高い人口増加率を保ってきた、ということが挙げられます。

現在は、日本全体が人口減少時代に突入し、長野県も急激な勢いで人口が減少していますが、南箕輪村のように人口が増えている自治体もあります。

それらの自治体に共通して言えることは、どの自治体も社会増であるということです。

人口が増えるのか減るのかは、社会増減と自然増減の足し算によって決定されます。

県内77自治体のうち、人口が増えた9自治体の中で8自治体は社会増ですが、実は自然減となっています。

それでも人口が増えているのは、自然減の減少数が社会増の増加数を下回っているからです。

そんな中、南箕輪村は社会増にプラスして、唯一自然増も達成しており、その結果当たり前ですが、人口が増えているという結果となっています。

低い高齢化率

南箕輪村の人口ピラミッドを見てみると30代から40代の層が一番多く、

高齢化率は23.1%(平成29年4月)となっています。

これは長野県内で最も低い数字であり、全国平均よりも低い数字です。

全国の高齢化率は27.7%(平成29年10月現在)

引用:平成30年版高齢社会白書(概要版)
南箕輪村人口ビジョンから引用

保育園児数が40%も増えた事例

南箕輪村の自然増が多いことを示す顕著な事例としては、村の保育園児数の増加が挙げられます。

平成19年と平成30年の保育園児数を比較すると、

平成19年は497人、平成30年は696人となっており、10年ちょっとで約200人=40%も増えた計算となります。

南箕輪村に若い世代が集まり、自然増を毎年達成している理由が良く分かる事例となっています。

ちなみに平成31年度は800人弱となることが事前の調査で分かってきました。

村役場
村役場の入口ではまっくんが皆をお出迎えしています。

(2)これからの人口の推計

次に未来の話をしていきたいと思います。

専門機関の人口予測

国立社会保障・人口問題研究所が発表している将来推計人口では、南箕輪村の人口は、2035年の15,666人をピークに、2040年には15,608人となるという数字が出ています。

また、日本創生会議は、2040年の南箕輪村の人口は16,140人となる予測を発表しています。

・2040年 南箕輪村の人口 15,608人 (国立社会保障・人口問題研究所)
・2040年 南箕輪村の人口 16,140人 (日本創生会議)

長野県の推計人口

長野県の全体に目を向けてみると、2018年の県の人口は約2,065,000人ですが、2040年には約500,000人(25%)減少し、1,500,000人台になると予測されています。

長野県の中で、2035〜2040年頃まで、人口が増えるという予測が出ているのは南箕輪村のみです。

見方を変えてみると、2040年には南箕輪村より人口が多い「町」は県内では、隣の箕輪町と軽井沢町だけになる、というから驚きです。

もちろん県内の「村」の中で、最も人口が多い村であることは変わりません。

2040年まで、南箕輪村に大きな変化は起こりませんが、人口減が影響して、周辺自治体では、大きな変化が起こる可能性があります。

(3)2040年の長野県人口ランキング

国立社会保障・人口問題研究所が発表したデータを元に、2040年の長野県人口ランキング(推計)を算出してみましたよ。

2040年の長野県人口ランキング(推計)

順位自治体人口
1長野市301,857
2松本市208,978
3上田市120,927
4佐久市85,781
5飯田市79,860
6安曇野市78,208
7伊那市57,393
8塩尻市55,655
9茅野市46,548
10千曲市44,978
11須坂市38,508
12諏訪市38,349
13岡谷市38,020
14中野市34,787
15小諸市32,220
16駒ヶ根市26,364
17東御市23,888
18箕輪町22,079
19大町市17,355
20軽井沢町16,662
21☆南箕輪村☆15,608
22飯山市15,004
23辰野町14,329
24御代田町14,130
25下諏訪町13,485
26富士見町12,237
27高森町12,076
28坂城町10,756
29松川町9,963
30松川村8,146
31宮田村7,870
32山形村7,859
33小布施町7,817
34飯綱町7,700
35山ノ内町7,654
36佐久穂町7,457
37池田町7,361
38白馬村7,226
39木曽町7,085
40原村6,430
41飯島町6,216
42高山村5,869
43信濃町5,296
44喬木村5,127
45豊丘村4,993
46立科町4,889
47阿智村4,789
48川上村4,370
49長和町4,087
50下條村3,855
51中川村3,689
52朝日村3,453
53青木村3,268
54阿南町3,239
55木島平村3,212
56小海町3,009
57南牧村2,922
58上松町2,916
59南木曽町2,756
60筑北村2,707
61大桑村2,498
62野沢温泉村2,129
63木祖村1,979
64麻績村1,777
65小川村1,644
66小谷村1,601
67泰阜村1,215
68栄村1,069
69生坂村1,045
70南相木村695
71天龍村597
72根羽村565
73王滝村530
74大鹿村491
75北相木村452
76平谷村429
77売木村427
南箕輪むら役場
南箕輪村役場はレンガ造りでちょっといい雰囲気

南箕輪村は21位という結果になりました。

長野って自治体多いですね。

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(2)人口増の素地〜高い人口増加率

高い人口増加率

人口増の特徴として、昭和40年台から高い人口増加率を保ってきたと紹介しましたが、その内容をさらに深掘りしてみたいと思います。

近年、南箕輪村の人口が増えていることが、徐々にですが全国レベルでクローズアップされ始めています。

これは世の中が人口減少の時代に突入したことで、人口が増え続けている自治体についての研究や調査が、本格的に始まったことが要因の一つかと思います。

その結果、全国から地方議会や自治体の視察が多くあり、私もそのうちいくつかを担当しました。

でも、クローズアップされる前の時代、

日本全体が人口減少に入る前の南箕輪村ってどうだったのでしょうか。

学ぶべきことがそっちにたくさんあるのではないでしょうか。

そこに現在の人口増を支える素地があるのでは?

・・・と考えて、さっそく調べてみましたよ。

昭和40年→昭和45年

TOP5S40の人口S45の人口人口増加率
南箕輪村614666608.4%
宮田村630767677.3%
塩尻市44201470006.3%
下諏訪町25352269326.2%
岡谷市56986603505.9%

実は昭和40年当時から、南箕輪村の人口増加率は長野県内でTOPでした。

みなさん知っていました?僕は意外でした。

ただ、TOPと言うと実はちょっと語弊があって、

当時の記事によると4位となっています。

人口増加率
南箕輪村広報誌:広報みなみみのわから引用

ただ、1〜3位の自治体が既に存在していないことから、現在からしてみればTOPということになります。(ちょっとズルイ?)

  • 上郷町(かみさとまち)は1993年に飯田市に編入
  • 本郷村は1974年に松本市に編入
  • 鼎町(かなえまち)は1984年に飯田市に編入
  • 波田町は2010年に松本市に編入
  • 三郷村は2005年に他自治体と合併して安曇野市が発足

なお、当時の国全体の人口増加率は5.5%となっており、国を基準とした場合の村の人口増加率のプラスは+2.9%となります。(8.4-5.5=2.9)

2.9%ですので、南箕輪村がすっごい人口増加率が高い!という訳ではありませんでした。

昭和45年→昭和50年

TOP5S45の人口S50の人口人口増加率
南箕輪村6660767615.3%
塩尻市470005216411.0%
小布施町96251067110.9%
茅野市36201397189.7%
松川村634268618.2%

昭和45年から50年にかけても南箕輪村は県内TOPの人口増加率となっています。

国全体では7.9%なので、15.3%を記録した南箕輪村はさらに+7.4%となっており、前回より人口増加率がかなり高まったことが分かります。(15.3-7.9=7.4)

昭和50年→昭和55年

TOP5S50の人口S55の人口人口増加率
南箕輪村7676887715.6%
箕輪町174641972913.0%
山形村5037557810.7%
茅野市397184394310.6%
塩尻市52164572769.8%

昭和40年から15年連続で、南箕輪村の人口増加率が長野県内でTOPとなっています。

私が生まれた時代なので約40年前・・・・の話です。

ここで記録した人口増加率15.6%という数字が、南箕輪村が今まで記録した

最大の人口増加率となっており、今後は徐々に低下の一途を辿ることになります。

また、国の人口増加率4.9%もここがピークとなっており、これ以降日本全体の人口増加率もどんどん低下していくことになります。

国を基準とした場合の増加率は+10.7%(15.6-4.9=10.7)とこちらも2桁突入となり、南箕輪村の人口増加率はここがピークかと思われますが、国全体の人口増加率が減少していく中で、南箕輪の本当の底力(ピーク)は15年後に見ることができます。お楽しみに。

昭和55年→昭和60年

TOP5S55の人口S60の人口人口増加率
御代田町98511126014.3%
山形村5578623011.7%
南箕輪村8877991011.6%
白馬村7131791911.1%
箕輪町19729214458.7%

3期15年連続で人口増加率がTOPの南箕輪村でしたが、昭和60年には御代田町と山形村に抜かされ、3位に後退します。

人口増加率は前回より4%弱ダウンしていますが、11.6%という高い人口増加率を維持しています。

国全体の人口増加率は3.4%と下がりましたが、国を基準とした場合の村の人口増加率は+8.2%となっており、前回の+10.7%から2.5%ダウンした程度です。

昭和60年→平成2年

TOP5S60の人口H2の人口人口増加率
南箕輪村9910106667.6%
茅野市47274500655.9%
御代田町11260118955.6%
箕輪町21445226515.6%
松川村789683375.6%

昭和から平成に時代が変わり、南箕輪村の人口も10,000人を数えるようになります。

新時代に入って、人口増加率TOPの座も取り戻すことができましたが、人口増加率は7.6%と今までと比較すると低い数字となっています。(国の人口増加率は2.1%とさらに落ち込んでいます。)

国を基準とした場合の人口増加率は+5.5%となっており、前回の8.2%から3%弱こちらもダウンしています。

平成2年→平成7年

TOP5H2の人口H7の人口人口増加率
南箕輪村106661213313.8%
山形村6513720810.7%
松川村833790308.3%
原村650270057.7%
平谷村6176607.0%

何が起きたのでしょう。

人口増加率が2桁に回復(前回は7.6%)しただけでなく、TOP5に入った他の自治体の増加率も、前期と比較して大きく上昇しています。

国の人口増加率は1.6%、長野県の人口増加率は1.7%とさらに減少しており、全体として人口増加率が上昇したという訳ではなさそうです。

なお、国を基準とした場合の

村の人口増加率は+12.2%(13.8-1.6)で歴代最大となっています。

平成7年→平成12年

TOP5H7の人口H12の人口人口増加率
南相木村1334158418.7%
南箕輪村121331340410.5%
朝日村4459490810.1%
平谷村6607127.9%
松川村903097017.4%

南相木村にTOPの座を奪われますが、南相木ダム建設工事の関係で一時的に人口が増えたことによるものなので、本質的には南箕輪村がTOPとなります。

国の人口増加率も1.1%に落ち込み、国を基準とした場合の人口増加率は+9.4%と、南箕輪村の人口増加率は以前高い水準を維持することが出来ています。

平成12年→平成17年

TOP5H12の人口H17の人口人口増加率
山形村770681956.3%
軽井沢町16181171446.0%
御代田町13412141245.3%
茅野市54841570994.1%
松川村9701100723.8%

あれ?

あれあれ?

南箕輪村の姿が消え去りました。

南箕輪村13404136201.6%

あっ!ありました。

12位です。

何があったのでしょう。

国の人口増加率0.7%と比較して1.6%と辛うじて上回ってはいますが、今までの流れでは想像できないとっ〜ても低い数字となっています。

平成17年→平成22年

TOP5H17の人口H22の人口人口増加率
軽井沢町171441901810.9%
南箕輪村13620145436.8%
川上村475949724.5%
御代田町14124147384.3%
山形村819584252.8%

谷底に沈んだ前期でしたが、V字回復して2位まで上昇してきました。

平成17年に現村長の唐木村長が就任し、子育てに手厚い施策を展開したことが、このような数字に反映されていると考えられます。

国の人口増加率は0.2%、国を基準とした場合の村の人口増加率も+6.6%まで一気に回復しました。

平成22年→平成27年

TOP5H22の人口H27の人口人口増加率
南箕輪村14,54315,0633.6%
御代田町14,73815,1843.0%
松本市243,037243,2930.1%
原村7,5737,566-0.1%
軽井沢町19,01818,994-0.1%

そして再びTOPへ。そして現在に至ります。

なお、国の人口増加率も-0.8%といよいよマイナスの時代に突入してしまいました。

また、TOP3以外の74自治体は人口増加率がマイナスという時代にもなっています。

わかったこと

南箕輪村では、過去から引き続く人口増加率の高さが、移住者が7割、地元民が3割というとっても珍しい人口構成の現象を引き起こしていることがわかりました。

また過去から引き続く人口増加率の高さは、現在の若い村、人口が増え続ける村の要因の一つに確実に挙げられると断言できます。

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(3)県内で唯一自然増を記録

社会増減と自然増減そして人口増減

上述の(2)人口増の素地〜高い人口増加率では、国勢調査の数字を元にしたデータを年代ごとに紹介しましたが、こちらでは毎年の社会増減と自然増減から算出した人口増減についてみていきたいと思います。

2018年、南箕輪村は長野県で唯一「自然増」を記録した自治体となりました。

・自然増とは
 出生数と死亡数のプラスの差

南箕輪村が唯一と言うことは、村以外の76自治体全てが「自然減」であったといえます。

・自然減とは
 出生数と死亡数のマイナスの差

自然増の数は3人

平成に入った1989年から2017年までは、

平均して52人の自然増を記録していた南箕輪村ですが、

2018年は極端に減少して自然増の数は3人となってしまいました。

2019年の速報でも自然増の数は1人となっており、いつまで自然増を記録できるのか・・・いよいよ怪しい感じとなっております。

平成2年→平成7年

社会増減自然増減人口増減
H218061241
H361236648
H414966215
H56846114
H623375308
合計1,2422841,526人増加
<国勢調査>H2の人口H7の人口増加数
南箕輪村10,66612,1331,467人増加

社会増減+自然増減=人口増減となります。

社会増減の特徴は、年によって増えたり、減ったり、大きな数の隔たりがあるということです。

・社会増とは
 転入者と転出者のプラスの差

平成3年に記録した社会増612人は現在に到るまでに記録した最大数となっており、その理由として、転出が299人と、とっーても少なかったことが挙げられます。

社会増減と自然増減を足した人口増減は、平成2年からの5年間は、1,526人のプラスとなっており、国勢調査の数字12,133−10,666=1,467人と多少誤差があります。

平成7年→平成12年

社会増減自然増減人口増減
H747449523
H88969158
H943054484
H1011781198
H1111949168
合計1,2293021,531人増加
<国勢調査>H7の人口H12の人口増加数
南箕輪村12,13313,4041,271人増加

平成7年(1995年)に地下鉄サリン事件や阪神・淡路大震災など、都市圏で国を揺るがす大きな事件が立て続けに起こりました。

その結果、地方への人口移動が増え、転入転出ともに4桁(=1,000人以上)を記録するようになります。

1995年は地方から3大都市圏への人口移動の数字が減った珍しい期間として、人口移動マニアの中では有名です。(そんなマニアいるのかな・・・)

南箕輪村では南部小学校が平成8年に完成したので、それに関連した人口移動も少なからずあったと推測されます。

平成7年から5年間の社会増減と自然増減は、それぞれ前5年とほぼ同様の数字となっています。

平成12年→平成17年

社会増減自然増減人口増減
H1224483327
H13-6652-14
H14-7840-38
H1518261243
H168156137
合計363292655人増加
<国勢調査>H12の人口H17の人口増加数
南箕輪村13,40413,620216人増加

南箕輪村も平成に入って初めて社会減を記録し、そして初めて人口減を体感しました。

そして、死亡数についても残念ながら、平成13年に初めて3桁(=100人)を記録しています。

南箕輪村に最も転入者が多かったのが、平成12年に記録した転入1,617人で、同年に記録した転出1,373人も転出最大数となっています。

加えて、今まで1,500人ペースで増えてきた人口も、655人と、前期と比較して半分以下の600人台に落ち込んでしまいました。

平成12年に子ども未来センターの建設が頓挫したり、平成16年に平成の大合併の投票があったり、なんとなく嫌な雰囲気があったのかもしれません。

ただ、個人的にも、村政的にも、未来センターは建設中止になってよかったと思っています。

・子ども未来センターとは
 県の施設で、現在の大芝高原の芝生広場に立つ予定だった科学体験的な施設で、その内容は大手広告代理店がプロデュースした、なんていうか・・・昭和な施設でした。

話を戻すと、655人と前期に比べて大きく落ち込んでいますが、国勢調査のデータを元にした結果は(2)で紹介したとおり、13,620ー13,404=216人とさらに少ない数字となっています。

仮に今回の655人を採用した場合、ランキングではベスト3には入る形となります。(国勢調査ではランク外)

平成17年→平成22年

社会増減自然増減人口増減
H17-10240-62
H189153144
H1914636182
H2013130161
H216255117
合計328214542人増加
<国勢調査>H17の人口H22の人口増加数
南箕輪村13,62014,543923人増加

平成18年に木曽と伊那谷を結ぶ「権兵衛トンネル」が開通したことにより、人口移動にプラスの効果が見られました。

しかし、平成20年のリーマンショックが影響し、日本全体での人口移動が減少傾向となったため、転出においては3桁(1,000人未満)に戻りました。

前期は増加数が、1,500人台から600人台まで一気に落ち込みましたが、今期は542人と、前期と同様規模となりました。

気になる数字としては、国勢調査のデータを元にした場合の増加数、14,543ー13,620=923人との差です。

前期はプラスにブレましたが、今期はマイナスの方に大きくぶれたことになります。

平成22年→平成27年

社会増減自然増減人口増減
H22-12546-79
H2313532167
H248925114
H259564159
H26435093
合計237217454人増加
<国勢調査>H22の人口H27の人口増加数
南箕輪村14,54315,063520人増加

平成26年の出生数は178人(死亡数は128人)となり、近年で最も多い数となっています。

「南箕輪村で赤ちゃんが最もたくさん生まれたのは平成26年と超最近なんだよ!」

みたいな〜口コミは、ドンドン広めていきたいですね!!!

逆に、平成22年に記録した社会減125人は、近年で最も大きな減少となっています。

整理します

公式データがあるのはここまでなので、一旦整理したいと思います。

まず、問題点として挙げられるのが、国勢調査の結果と人口増減の結果では、その人数に大きな差異があるということです。

具体的には、平成2年から積み重ねると、人口増減の方が国勢調査より、増えた人口が311人も多い結果となっています。

そこでかなり強引ですが、現在の人口(国勢調査)に数字を合わせるために、人口増減のデータでは、平成2年の人口を10,666人から311人引いた10,355と仮定して、人口増加率を再計算してみようと思います。

再計算結果(人口増減)

現在の人口5年後の人口増加数人口増加率
(人口増減)
<参考>
(国勢調査)
H210,35511,8811,52614.7%13.8%
H711,88113,4121,53112.9%10.5%
H1213,41214,0676554.9%1.6%
H1714,06714,6095423.9%6.8%
H2214,60915,0634543.1%3.6%
H2715,063

人口増加率のグラフ

グラフにしてみると、人口増減のデータでは国勢調査と比較して、

人口増減率の変化がなだらかであることがわかりました。

改めて国勢調査との比較

国勢調査を元にしたデータで生じた、平成12年→平成17年の急激な人口増加率低下の理由は不明でした。

人口増減の数を元にした場合は、上記のような人口増加率の極端な変化は見受けられず、こちらのデータを信じた場合は、その理由は日本国全体の人口増加率の低下によるものとしてもいいかもしれません。

また、平成2年→平成7年の極端な人口増加率の増加については、平成3年のびっくりするぐらい転出者が少ないことが原因ではないかと考えています。

それが何でと言われれば「これから調べます。」ということで、ここは閉じたいと思います。

なお、国勢調査の数字と、人口増減の数字、どちらが正しいのかは永遠に謎のままにしておいた方がいいでしょう・・・。

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人口増の考察とこれからの提言

このページでは「南箕輪村の人口増の理由についての考察」と、それを受けた「これからの提言」を、それぞれテーマを設けて記述しています。

南箕輪村をもっと知りたい時にも、ぜひご覧いただければと思います。

面白いものもあれば、真面目なもの、そして初めて知ったよ!みたいなものまで、たくさんあります。

あえてとっても長い記事にしているので、目次から興味があるものをチョイスしてご覧ください。

なお、人口増に関する数字的な内容は「人口の推移と推計」にまとめました。

目次【本記事の内容】

1 特徴的な人口増の考察

(1)村を選び移住してきた住民の割合、なんと7割

南箕輪村には全国的にみて、とっても珍しい特徴があります。

それがコレ

・南箕輪村に生まれ、居住し続けている住民が3割程度
・村外で生まれ、南箕輪村を選び移住してきた住民が7割程度

えっ村を選んで移住してきた住民が7割!

ここは地方の長野県にある村です。

日本のどこの村を探してみても、村を選び移住してきた住民の割合が7割なんて聞いたことがありません。

一般的な村のイメージは

・99%が地元民

ではないでしょうか?

移住者
村を愛する我が子3人も東京で生まれたので村を選んだ住民にカウント

若い世代に村を愛している人が多い

「どこで暮らそうか・・・」

自分がそして家族が、これから住もうとする候補地を色々調べて、そして南箕輪村を選んで住むことを決めた、村への意識と愛着が高い人たちが若い世代に多いのが特徴です。

その結果、少し前にはなりますが2004年の住民投票では6割以上の村民が合併に反対しています。

概して、年齢が高い層は合併に賛成し、年齢が低い層が合併に反対しました。

南箕輪村の広報誌「広報みなみみのわ」より引用

また、アンケート調査では、全世代が町になることにも反対しています。

私も村だからという理由で、南箕輪村に移住を決めた1人です。

村には町や市にはない魅力があり、村人であるというアイデンティティが形成されていると考えられます。

同い年の子どもが近所にたくさん

南箕輪村を選んだ住民の特徴として、子育て世代が多いことが挙げられます。

そのため、嬉しいことに、自分の子どもと同い年の子どもが、近所にたくさんいます。

また、これは移住にとって非常に大きなメリットなのですが、新しい人が来ることがすでにこの村では珍しいことではないため、地元コミュニティへ加入するハードルがとっても低いと感じています。

移住して住民「みんな移住してきた、お隣もそのお隣さんもこの前来たばかり」

地元民「長年の経験で移住者を受け入れる環境が自然と整っている」

自信を持って言えることは

移住してきた住民が多いので「閉鎖的な感じは南箕輪村は全くない」ということです。

中学生が村を愛するきっかけ

南箕輪村では、地元の中学生に対して、村人であるアイデンティティを形成する助けとなる事業を60年以上前から実施しています。

これは、村を愛するきっかけの一つになっていると感じています。

強歩大会

大芝高原からスタートして、村の飛び地にある経ヶ岳を中間地点として、標高差が1キロ以上ある距離を全校生徒が走り切る強歩大会が、毎年5月に開催されています。

最近は強歩大会がある平日の週末に、経ヶ岳バーティカルリミットが開催されており、コース整備などが協業して行われる仕組みが出来上がりつつあります。

枝打ち

大芝高原に豊富に生える赤松などの樹々は、明治時代に南箕輪尋常小学校が中心となって植樹したことが起源となっています。

その樹々を、今も中学生が枝打ちをして育林を助けています。

落穂拾い

稲刈りが終わった後に中学生が落穂拾いをして、得た収益を寄付をするという文化が出来上がっています。

2018年度には、伊那北高校に通う生徒の落穂拾いに関連するエッセイが、JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストで、文部科学大臣賞を受賞していますので、ぜひご覧ください。

LINK:一粒のお米が世界を笑顔に(PDF/468KB)

これらの事業は中学生が大人になった時

「強歩大会まじ辛かったよね」「田舎でしかあんなのないよね」

みたいなことを、共通の話題として話せることにも繋がりますし、

子どもからも

「お父さんも走ったの?」「走った登った、あの時は・・・・」

なっ〜んて光景も微笑ましいですよね。

最近はキャリア教育にも力を入れており、中学生が地元の経営者などと対話する機会が設けられています。

☆これからの提言☆

町になることには反対

南箕輪村はムラらしい村ではなくマチらしい村で、人口も15,000人を超えることから、村から町になるという話題がありますが、私は町になることには明確に反対の立場です。

最も基礎的な自治体である「村(むら)」であることも、南箕輪村の魅力の一つであると感じているからです。

「人口が増え続け、移住者が70%もいる若い村が、長野県にある!」みたいな形で、メディアに取り上げられやすいという点もメリットであると思います。

合併も反対

今後、伊那市や箕輪町との合併の話が再燃する可能性はゼロではありませんが、私は合併にも明確に反対の立場です。

村政に若い意見と移住してきた住民の意見を

村政に若い&村に移住してきた住民の意見が届くようにするため、議員の半分を30〜40代とすることが当面の目標です。

ただ、議員は地区代表という慣例があり、地区代表となると若い世代が選ばれにくいという構造になっています。

これからの時代は、地区のみの利益を追求する形は馴染まないと考えています。

こんな小さな村のさらに細分化された地区の利益を追求したり、細かな行政の不備を指摘したりするよりかは、移住してきた住民を含め、村全体のことを考え、未来のことを考えた提案的な活動を、これからの議員は実施していくべきと考えています。

議員定数は維持もしくは削減すべきとも考えています。

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(2)国立!信州大学農学部キャンパス

南箕輪村は、日本の村で唯一国立大学のキャンパスがある村です。(2019年3月現在)

信州大学
黄金に染まる信州大学のユリの木並木

信州大学の農学部キャンパス

信州大学の農学部キャンパスがあることで、単純に毎年200名弱の大学生が村にやってきてキャンパスライフを送っています。

大学生の人数は、1年生から院生まで合計すると900名以上にもなります。

ただし「学生が来るから単純に人口増だね」っていう話ではありません。

だって卒業したらいなくなってしまいますからね。

在学生の出身地

さて、そんな信州大学農学部に通う学生たちですが、2018年度のパンフレットによると在学している1〜4年生は合計743名となっており、その出身地の内訳は下記表のとおりとなっています。

出身エリア人数割合
北海道12人1.6%
東北18人2.4%
関東・甲信越351人47.3%
(長野県)(90人)12.1%
東海・北陸192人25.8%
近畿98人13.2%
中国・四国44人5.9%
九州・沖縄16人2.2%
その他12人1.6%

やはり比較的近いエリアである、関東や東海から来ている学生が多いですね。

それでも、通える距離ではないので、全員が大学周辺に下宿する形となります。

自動的な移住体験ツアー

大学周辺に下宿して、最低でも4年間のキャンパスライフを送る大学生たちがいるという事実。

これは見方を変えると、大学生が

「4年間移住体験ツアーをしている」

と見ることができるのではないかと考えています。

これからの村の取組みによっては、今流行りの「関係人口」にも位置付けられるのではと思います。

「大学生活を送って南箕輪村がとても気に入ったから」

そんな理由で村に住み続ける方が結構いらっしゃいます。

実は150人しかいない南箕輪村役場の職員でも、信州大学農学部出身の方がチラホラいます。

1年間に200人弱の大学生が4年間の移住体験ツアーを自動的に始める仕組みがある

と改めて考えると、人口増という観点では信州大学がある価値はとっても大きい!と実感できます。

費用の面でも、行政が移住体験ツアーをゼロから企画した場合、数十人単位でも百万円単位のお金がかかってしまうほか、参加者が希望する内容とミスマッチが発生して、無駄な企画になってしまう恐れが多いです。

信州大学の学生の場合は、自ら費用を負担してもらえる訳で(南箕輪村に住むためではないですが・・・)費用の観点でも価値が高いです。

その他にも

・大学内に地域貢献するサークルがあったり
・飲み屋に若い方が多かったり
・お祭りを盛り上げてくれたりと、

南箕輪村がいつまでも元気なむらであるためには、信州大学の存在は外せません。

なお、昔は南箕輪キャンパスでしたが、今は伊那キャンパスに改称されました。( ・∇・)(住所は南箕輪村のまま)

3M(Minami Minowa Mura)キャンパスと今でも愛着を持って呼んでいる大学生も少なくありません。

☆これからの提言☆

信州大学と南箕輪村のコラボ事業を創出

せっかく4年間移住体験ツアーをしてくれる学生がたくさんいるのですから、もっと村に関わりをもってもらえる仕組みを創りたいと考えています。

例えば8月に開催している大芝高原まつりなどのイベントは、信州大学の学生を雇って、準備から片付けは元より、次年度企画まで一緒に取り組む仕組みを作ってはどうかと考えています。

村役場の職員がテントを張ったりするよりかは、高待遇(学生レベルではありますが)で雇った学生たちが中心になった方が、費用の面でも体力の面でもいいのではないかと思いますし、アイディアや企画も面白いものがどんどん出てきそうです。

村一番の祭りを地元の大学生が支えている・・・

学生からしてみれば、時給がとってもいいアルバイト&お祭りで楽しい!!

南箕輪村とつながりが深くなって、村に定住しようと思う学生が増える!!

例え、都市部に戻っても、村を好きでいてくれれば、村をPRしてくれる機会にも繋がります。

そんなのをプロデュースできたら、そして実現できたらとっ〜てもいいですね。

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(3)飛地〜村の面積の約半分は無人地帯

南箕輪村のオンリーワンの特徴として、東に人々が暮らす土地とそれとは別に西に飛地があります。

驚くことに、飛地の方がちょっと面積が大きくなっています。

なお、南箕輪村と南箕輪村の飛地の間は、現在伊那市となっていますが、昭和29年(1954年)までは西箕輪村でした。

最近は人々が暮らす土地はライフエリア、飛び地をグリーンエリアなんて呼ぶ中学生も現れました。

飛地(飛び地)がなぜ出来たのか?

さて、この飛地はどのような経緯で出来たのでしょうか。

明治8年(1875年)に南箕輪村は久保村、大泉村、北殿村、南殿村、田畑村、神子柴村が合併して出来ました。

単純にその時、飛地が6村の入会地であったことが理由となります。

入会地とは

昔は現在と違って作物を育てるための肥料が絶対的に不足していました。

村人は肥料を集めるために慣習で定められた入会地に草を採りに行っていました。

肥料だけでなく、家を建てるための用材や屋根の萱(かや)なども調達されていました。

その他、枯れ木や枯れ枝などを燃料として集めていたり、牛や馬を放し飼いしたり、山菜や木ノ実など食物の調達も入会地で行っていました。

入会地は農業生産だけでなく、村人の消費生活全般に極めて深い繋がりがありました。

明治の大合併

明治22年(1889年)に明治の大合併がありましたが、南箕輪村は合併などには巻き込まれることなく、現在のままとなりました。

しかし、それとは別に、区域にある飛地は編入する、という県令が公布されました。

西箕輪村との争い

西箕輪村は県令の公布を受けて、大泉所山と北沢山(現在の飛地)は飛地だから、接している西箕輪村に編入すべきという考えで、西箕輪村への飛地の編入を試みました。

対して、南箕輪村は飛地と考えていなかったため、そもそも県令に該当しないという姿勢でした。

その根拠としては同年に実施された「飛地取調」でも、飛地として登録されていなかったことと、二間幅(3.6m幅)で南箕輪村とその飛地が実際には繋がっていることがあげられました。

真ん中のちょっと上らへんにご注目。繋がっていた? 南箕輪村村誌から引用

しかしながら、南箕輪村の実際に繋がっているという主張は、残念ながら却下されてしまいました

却下されないと、今度は西箕輪村が2つに分かれてしまいますから、この判断は理解できます。

とはいえ、大泉所山と北沢山を西箕輪村へ編入するという主張も、大泉所山および北沢山は西箕輪村に取り囲まれていないからということで却下されました

ゆえに、上記で争いは一旦決着となり、飛地はもともと所有権があった南箕輪村の土地であるとして、現在に至っています。

入会地を巡る争い

昔は入会地がとっても大切だったことが、後述の様々な争いを通じても伝わってきます。

神様が山を登る事件

入会地の分割協定の拠点となる祠が150間ほど勝手に移動した!

恐らく人の手によって動かされた祠でしたが、これを神様が山を登るとして納めています。

間違いなく、入会地を増やすために誰かが山に入り移動させたと思われます。

気勢を上げろ!酒を飲め

入会地の境界線を決定するときに村人の半分が集まり、酒を飲み気勢をあげて、測量を出来ないようにしたという事件もありました。

多数で取り囲んで追い帰す

入会地で薪などを積んだ7台の荷馬車を40人で取り囲み、積んだ荷を全て捨てさせ、入会地から追い出したという、至極野蛮な事件もあります。

植林は早い者勝ち

分割協議中は植林をしないという約束をしていたにも関わらず、西箕輪村が密かに植林を計画していたことから、南箕輪村は村人1000人を駆り出し、西箕輪が植林を計画した前日に10万本の苗木を植林するという、現代顔負けの情報戦も繰り広げられていました。

こんな感じの事件がたくさんあったようです。

飛地に関するまとめ

南箕輪村が西箕輪村と合併するという話が今まで出なかった理由は、こういった過去の経緯があるのかもしれません。

また、飛地が現在まで続いていた理由にもなっていると考えます。

☆これからの提言☆

南箕輪と西箕輪をつなげよう構想を動かす

水面下ではあり、課題も多いですが、南箕輪と西箕輪をつなげよう構想がスタートしています。

南箕輪と西箕輪と言えば、飛地を巡って過去争いが絶えなかったことを述べたばかりですが、百数十年たった今、しがらみのない新しい取組みが始まっています。

つなげよう構想の一つが

みはらしファーム(西箕輪) ← → 大芝高原(南箕輪)

をマウンテンバイクでつなげようという企画です。

上伊那地域は高い山々に挟まれているので、マウンテンバイク(山バイク)はとても親和性があると思っています。

なお、私のつなげよう構想は、飛地から西箕輪を通って大芝高原に至る下り坂が、伊那盆地の最も東西に広いエリアであることもあり、景色が本当に素晴らしいので、

ダム・飛び地(南箕輪)ー みはらしファーム(西箕輪)ー 大芝高原(南箕輪村)

までさらに広げる構想となっています。

飛地カレー

あと、道の駅大芝高原味工房で提供している飛地カレーもぜひご賞味ください。

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2 行政施策による人口増の考察

(1)保育料をどんどん引き下げ

保育料の引き下げ

南箕輪村では唐木村長の大号令のもと、平成17年度から保育料の引き下げが、どんどん行われました。

都会では私が以前勤めていた江戸川区などに代表されるいくつかの自治体では先行して実施されていましたが、上伊那においては、周辺の自治体が子育て支援に見向きもしなかった時代において、先進的な取組みであったため、現在においても上伊那を中心に

南箕輪村が子育てに手厚い村という口コミが広がっている要因

の一つと考えられます。

年度ごとの引き下げ割合

・平成17年度 5.0% 引き下げ
・平成18年度 3.8% 引き下げ
・平成19年度 4.2% 引き下げ
・平成20年度 3.5% 引き下げ
・平成24年度 2.0% 引き下げ
・平成27年度 8.4% 引き下げ
・平成30年度 1.8% 引き下げ

平均すると2年に1回ほど保育料の引き下げが行われており、引き下げ前の保育料を仮に10,000円と仮定すると、現在は7,447円になる計算です。

25%以上引き下がっている計算になります。

保育園
南箕輪村の保育園は比較的綺麗な施設が多いです。

実際の保育料(3人)

っで「実際いくら位なの?」ってのが気になるところかと思います。

保育料は収入によって変わる仕組みで、下記基準額表で金額がわかります。

 LINK:南箕輪村保育料徴収基準額表

表でいうと第9区分である、市町村民税所得割額が111,000円以上が125,000円未満の私たちの家庭を例にとると、子ども3人で、合計42,900円(月額)となっています。

保育料の内訳

子ども学年保育料実際の金額備考
長女年長20,40020,400
次女年中20,40010,200第2子半額
長男未満児27,2000第3子無料
合計3人30,600

南箕輪村は、2人以上同時に保育園に通っている場合は割引があります。

・2人目が半額
・3人目以降が無料

私たちの家族はバッチリ入っています。ありがとうございます。

長男だけ保育料が高いのは未満児(年少より小さい子)は手がかかるため、先生の配置される数が多いからです。

保育料だけだと30,600円ですが、そこに長時間保育料が加算されます。

長時間保育料

子ども学年長時間保育料(朝)長時間保育料(夕方)
長女年長1,2502,850
次女年中1,2502,850
長男未満児1,2502,850
合計3人3,7508,550

長時間保育料=12,300円(3,750+8,550)となります。

残念ながら長時間保育料は半額や無料措置はありません。

通常保育料が30,600円、長時間保育料が12,300円なので

合計42,900円となっています。

長時間保育の種類

長時間区分開始時間終了時間保育料
7時30分8時30分1,250
夕方116時30分18時2,850
夕方216時30分19時4,750

長時間は、朝、夕方1、夕方2の3種類があり、保育料や時間は上記の通りです。

実際の保育料(2人)

さらに来年を考えてみると、長女が小学生になるので、保育園に通うのは3人から2人に減って、結論から述べると合計32,800円(月額)となります。

保育料

子ども学年保育料実際の金額備考
次女年長20,40020,400
長男年少20,4004,200第2子半額
第3子6,000円減額
合計2人24,600

保育園に同時入園していない場合でも、第三子以降は申請により最大6,000円減額されます。(同時入園していれば無料)

長時間保育料

子ども学年長時間保育料(朝)長時間保育料(夕方)
次女年中1,2502,850
長男未満児1,2502,850
合計2人2,5005,700

通常保育料が24,600円、長時間保育料が8,200円(2,500+5,700)で合計32,800円となります。

短時間?標準時間??

村に限りませんが、この辺の地域は、保育標準時間(11時間)ではなく

保育短時間(8時間)が通常時間のように捉えらています。

なので、共働きですと保育短時間(8時間)+朝夕の長時間登録をまずは検討して、無理なら最長の保育標準時間(11時間)登録をすると言う流れになります。

「保育短時間の長時間登録」・・・日本語的には謎に満ちています。

☆これからの提言☆

共働きに優しい仕組みに

前述の「保育短時間の長時間登録」が一般的なケースになっているのは、都会に比べて労働時間と通勤時間が短いこと、都会では考えられませんが、共働きでなくても保育園に入っているケース(専業主婦&主夫)があることが要因です。

遅い時間に子どもを預けて早い時間に迎えに行くことができるのは本来とっても喜ばしいことですが、8時30分〜16時30分の保育短時間が通常時間のように捉えられてしまっているので、16時00分から16時30分まで保育園の手伝いに行かなくてはならない要請があるなど、共働き家族には厳しいものがあります。

影響としては、私は年休が足りなくなって、給与が減額されることになりました(涙)

これからは基準を働いている人に変えていく必要がある

と感じています。

待機児童ゼロを継続

待機児童ゼロ継続に向けても、働きかけが必要であるとも感じています。

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(2)子どもの病院代がほぼゼロ

子どもの病院代

都会では恵まれた医療費助成制度により、子どもの病院代は0円が当たり前の時代になりました。

薬も無料で出してくれるので

「(薬の)ケース代100円です」「・・・財布がないので払えません」

なんてことも東京にいた時はありました。

病気
無料だと熱が出た場合など病院に連れていきやすいですよね。

南箕輪村の医療費助成

最近は地方でも医療費助成を実施する自治体が増えてきましたが、南箕輪村は上伊那地域では群を抜いて先行実施してきた自治体です。

・平成18年度 小学校3年生まで無料
・平成19年度 小学校6年生まで無料
・平成20年度 中学校3年生まで無料
・平成25年度 高等学校3年生まで無料

このことも、村が子育ての村という口コミが広がっている要因の一つと考えられます。

500円の自己負担金

ただ、南箕輪村は都会と違って完全に無料という訳ではありません。

福祉医療費の自己負担金というものがあります。

これは、子どもが病気をして病院に行った場合に、必ず500円(月1回)を負担するというものです。

具体例
・10月 1日 風邪でA病院に掛かる <500円負担>
・10月 3日 風邪でA病院に掛かる <負担なし>
・10月10日 転んで怪我をしてB病院に掛かる <500円負担>
・10月12日 風邪でA病院に掛かる <負担なし>
・10月12日 風邪の薬をC薬局で処方 <500円負担>
・11月 1日 風邪でA病院に掛かる <500円負担>
・11月 1日 風邪の薬をC薬局で処方 <500円負担>

ただし、福祉医療費の自己負担金とは医療機関に支払うものではなく、制度を支え合う一員となっていただきたいと言う主旨で、負担していただいている費用となっています。

大きな自治体と違って財源に余裕のない村では、支え合って様々な制度を成り立たせています。

とはいえ、500円も積もれば意外と痛い・・・ですよね。

子どもだけでなく68歳以上の熟年者や3級以上の障がい者、療育手帳交付者なども条件によって対象となります。

福祉医療費受給者証

この制度が適用されるには福祉医療費受給者証を病院に提示する必要があります。

通常は転入時等の手続きで一括して実施されるので、受給者証が手元にないことはあまりありませんが、無くした場合などは村役場の窓口で

・健康保険証
・印鑑
・通帳(振込口座確認用)

を持参して申請書を提出すれば即日発行してもらえます。

伊那中央病院
所在地は伊那市ですが、伊那中央病院は南箕輪村からとっても近い位置にあります。

村にある病院リスト

医師会や歯科医師会、薬剤師会に所属している村にある病院のリストです。

病院名診療内容電話番号
市川内科クリニック内科、内分泌代謝0265-77-5677
長田内科循環器科医院内科、循環器科、消化器科、小児科0265-72-4043
高原医院整形外科0265-98-0385
南信病院精神科・心療内科0265-78-4161
堀田内科クリニック内科 循環器科0265-72-3980
ゆりの木クリニック眼科0265-74-2128
くらた歯科医院歯科医院0265-76-1610
やなぎさわ歯科クリニック歯科医院0265-98-0828
アルプス薬局薬局0265-77-1193
ほたる薬局 春日街道薬局0265-96-7108
毛利薬局薬局0265-78-6780
薬局マツモトキヨシ伊那インター店薬局0265-76-8918

☆これからの提言☆

福祉医療費自己負担金の今後を考える

500円の福祉医療費の自己負担金ですが、上伊那では宮田村などでは、すでに負担を求めない方向に動き出しています。

日本一の子育ての村を目指す南箕輪村としては、追従していくべきというのが私のスタンスではありますが、その財源の確保が求められるところです。

ここへの具体的なアイディアや提案は現在まだ思考中です。

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(3)子どもが先生!運動あそび

運動あそびプログラム

南箕輪村では運動あそびプログラムが全ての保育園で実施されています。

運動あそびプログラムとは

専門の運動保育士が各園を定期的にまわって、子どもたちに発達段階に合わせたあそびを提供し、遊びながら、楽しみながら自然と支持力や跳躍力、懸垂力などを身につけ、達成感を感じながらカラダとココロを育てるプログラム

となっています。シンプルにすると、

親と子が一緒に遊べる適切な運動を年齢別に教えてくれるプログラムです。

運動あそび
南箕輪村子育て支援ハンドブックから引用

村内の保育園では定期的に子どもたちは運動保育士と一緒に運動あそびをしています。

それに加えて、親も参加できる「親子運動あそび」が年2回あります。

親子運動あそびプログラムは45分程度ですが、10種類程度のあそび方を教えてもらい、実際に子どもと一緒に楽しむことができるので、

・当日も楽しいですし
・終わった後も家庭で実践できる

のもでとてもありがたいです。

「あれっ。この前まで出来なかったのに出来たね!」

みたいなことも多く

・子どもの成長を肌で感じられるし
・クルッと回すなど結構アクロバティックなこともできるようになるので

ちょっとした感動ものです。

以前、筑波大学の名誉教授に聞いた話の中に

「人間は産まれた時には何もできない状態で生まれてくる。だから何かができた!という体験は人間が最も単純に喜びを感じるものなんだよ」

というエピソードがありました。

地元スポーツクラブのコーチなどからは

「南箕輪の子たちは基本的な運動体験が整った状態でクラブに入ってくる子が多い。多分運動あそびの影響だと思う。」

系の話も聞いたことがあります。

私が子どもに「運動あそびするよ!」と言うと大喜びなのですが、

大人にとってはかなりハードです。

特に我が家のように3人もいると、1つの種目を3回やって、やっと1サイクルなのですが、子どもにとっては3回に1回しか出番がないので

「はやく!はやく!」の状態になります。

順番抜かしも頻繁に起きて喧嘩の原因にもなりますので、お気をつけください。

運動あそびは松本短期大学の柳沢秋孝名誉教授が子どもたちの発達段階と脳科学から生み出した、どんな子どもでも体を動かすことが好きになるプログラムで、楽しく体を動かすことで脳(特に前頭葉)の活性を促し、人間性を豊かにするとされています。

☆これからの提言☆

運動あそびDAYをつくろう!

毎日は出来ませんが、定期的に運動あそびをするような動機付けがあると、子どもとの触れ合いが増えていいなと感じています。

とはいえ、サボりがちになってしまうのは否めないので、毎月23日に村が設定している「ノーテレビ、ノーゲームデー、親子で本を読む日」にあやかって、運動あそびデーも23日の取組みに加えてもらえればいいなと考えています。

ちなみに正式にはノーテレビ、ノーゲームではなく、ノーメディアデーに今は変更になったとのことです。

とはいえ、子どもにとっては前者の方がわかりやすいので、その辺りも提案していきたいと思っています。

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(4)村の独自事業!ママの就業&お仕事相談

ママの就業&お仕事相談

近隣の自治体にはない、南箕輪村独自の取組みとして

「ママの就業&お仕事相談」があります。

この事業は再就職トータルサポートセンター(こども館内)で実施しており、「安心して子育てできる準備を一緒に」というメッセージを出しています。

現在仕事をしていてこれから産休・育休を検討されている方から、子育て中で再就職を考えている方まで、

仕事と家庭の両立に関係する全てのこと

についての相談ができます。

ただ、1点縛りがあって、利用できるのは女性のみとなっています。

相談室
明るい雰囲気の相談室に明るい相談員さんが常駐しています。

ママと謳っていますが、実際は女性であればどなたでも利用できるのが特徴です。

料金は全てのサービスを無料で利用できる!有難い状況で、なおかつ

雇用保険受給(失業給付)における求職活動対象にもなります。

いい表現かは分かりませんが

親身になってくれるハローワーク以上の存在が村にある

というイメージでしょうか。

就業相談
南箕輪村が自信を持ってお届けする独自事業と言えます。

常駐する相談員さんは、企業を回って仕事を探すこともしているため、最新の求職情報を持っていることも強みかと思います。

そして場所はこども館の中にあります。

こども館は南箕輪村の隣に2017年にできたばかりの新しい施設で、お子様スペースもあるので、子連れでも安心です。

相談室入口
子ども館に入って右側の奥に相談室はあります。

村長が夫婦共働きで苦労された経験から、南箕輪村は子育て支援に手厚い事業が実施されています。

子育て支援というと、どうしても子どもへの支援に目が行きがちですが、子育てをする母親へのサービスを充実させることにも重きを置いた独自事業が村では実施されています。

就業までの流れ

紹介されている就業までの流れはこんな感じになっています。

1 就業相談
2 求人情報提供
3 就業準備
4 就職
5 就職後のアフターフォロー

イメージがつきにくいと思うので、ぜひ実際に相談室を利用してもらえればと思います。

Facebookページでも最新情報を確認

Facebookで情報発信もしています。

男性へのサポートは?

最後に男性は何かサポートがあるのでしょうか。

答えは

「男は黙ってハローワーク・・・」

というのは冗談で、移住を希望している人であれば長野県が実施しているU・Iターン者の就職支援制度を活用することが出来ます。

また、東京銀座にある、ふるさと回帰支援センターでも、担当者や自分が持っているスキルにもよりますが、就職先を斡旋してもらえる可能性がありますよ。

☆これからの提言☆

人材バンクとしても活用を

就職に関しては、2019年度も引き続き売り手市場と言われています。

若者を中心に、人口が都市部に一極集中する流れも変わっておらず、地方では人材不足感がすごいです。

村役場でも係内で2人が産休でお休みしたのに、代替職員が一切配置されていないなど、異常な事態となっており、明らかに住民サービスが低下する状況となっています。

経営サイドである管理職は危機感を持たなくてはなりません。

ママの就業相談で集めた人材をバンク化し、村役場でニーズがあれば、速やかに連携する仕組みを少なくとも整えたいところです。

ゆくゆくは人手が足りない民間会社とも、より密接に連携できることが望ましいと考えています。

村を出る若者を応援し、Uターンもしやすくします。

南箕輪村のホームページは、採用ページが常設されていません。

公務員人気が続く中、自治体が設置する採用ページへのアクセスはとても多く、常設で採用ページを設けていないと、新規採用をしていない過疎の自治体であると勘違いされることも予想されます。

また、とあるNPO法人が実施した「Uターン時に利用した情報の入手方法ランキング」によれば、1位が親、親戚、友人などの口コミ、2位が自治体のホームページになっています。若者が村を出て挑戦することはとても大切なことですが、戻って来ようと思った時に採用ページがないのは大きなマイナスです。

南箕輪村の採用ページの常設化および、そのページから、ゆくゆくは上伊那の企業への採用ページやイベントなどにもリンクできるように働きかけたいと思います。

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(5)無駄が少ない!スリム行政

生活に欠かせない施設が村にはない

南箕輪村には実は

  • 消防署がありません。
  • 総合病院がありません。
  • ゴミ処理場がありません。

生活に欠かせない施設が村内にはないんです。

それでも村が問題なく機能しているのは

上伊那の自治体が互いに協力関係を築くことが出来ているからなんです。

上伊那には複数の自治体で展開している3つの広域行政組合があります。

  • 伊那中央行政組合
  • 長野県上伊那広域水道用水企業団
  • 上伊那広域連合

過去には伊那消防組合や伊北環境行政組合などがありましたが、現在は上述の上伊那広域連合に吸収されています。

伊那中央行政組合

伊那中央行政組合は伊那市、箕輪町そして南箕輪村の3つの自治体で昭和38年に構成され、伊那中央病院を本部として

  • し尿処理
  • 汲取運搬
  • 焼却灰最終処分場管理
  • 病院事業

を共同処理しています。

例えば、伊那中央病院は伊那市にありますが、3つの自治体で運営する伊那中央行政組合が管理していることから、

南箕輪村民は、伊那市民と全く同様に病院を利用することが出来ます。

総合病院のコストは莫大ですから、村に病院をつくることを考えれば、かなり無駄なコストが省ける結果となっています。

伊那市にあるからやっぱり伊那市民の方が近くて便利じゃないの?

と思われますが、この伊那中央病院は南箕輪村と伊那市のほぼ境に位置しており、箕輪町や、伊那市の中で東や南側に住んでいる方々より、

南箕輪村の方が病院に近い位置にあることも、村の利点の一つとなっています。

長野県上伊那広域水道用水企業団

上伊那広域水道用水企業団は長野県、伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、宮田村そして南箕輪村で昭和55年に構成されました。

ダムの整備など水道用水供給に関わる事業を、県を含んだ多くの自治体で合理的に運営しています。

なお、南箕輪村の85%の水は企業団のものを利用しており、これは参加自治体の中でTOPレベルの利用率です。

上伊那広域連合

上伊那広域連合は、伊那市、駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、飯島町、中川村、宮田村そして南箕輪村で平成11年に構成されました。

平成11年以前は、上伊那地域広域行政事務組合(昭和46年発足)という名称で活動しており、住民票の基盤システムなどを共同で構築し、運営していました。

伊那市のいなっせを本部として

  • 広域行政の推進
  • ふるさと市町村圏基金事業
  • 広域的な観光振興
  • 業務システムの共同利用を行うための電算機の設置・管理および運用
  • 養護老人ホーム入所判定委員会
  • 障害支援区分認定審査会
  • 介護認定審査会
  • 広域的な医療体制の整備
  • 循環型社会形成の推進
  • ごみ処理施設および最終処分場の設置・管理および運営
  • 公共土木事業に係る事務
  • 広域的な幹線道路網構想および計画の策定・連絡調整など
  • 消防事務
  • 火薬消費等の許可
  • 液化石油ガス設備工事届受理
  • 広域的課題の調査研究

を共同処理しています。

う〜ん。すごい量ですねぇ。

これを各自治体で担当していたら、無駄でありコストも膨大です。

例えば冒頭で消防署がないと述べた消防事務では、近隣の伊那市や箕輪町から駆けつけてもらう形にしているので、負担金を払うことで、南箕輪村に新たに消防署を作って維持するより、コストを削減することが出来ています。

さらに、それを補完する頼れる存在である、

南箕輪村消防団が村では組織されています。

こういう切り口で考えると

南箕輪村消防団の活動ってとっ〜ても有難いんだなぁ

といつもにも増して感じることが出来ます。

(でも、私はおっさんなので残念ながら入れません)

上伊那クリーンセンターオープン

上伊那クリーンセンターがオープンしたことにより、2019度から変更となるゴミ処理の流れも気になるところです。

ゴミ処理
これからのゴミ処理の流れ
ゴミ処理過去
過去のゴミ処理の流れ

伊那中央清掃センターとクリーンセンターたつのは、今後閉鎖されることになります。

課題として残るのは、粗大ゴミ等を処理している老朽化してきたクリーンセンター八乙女です。

伊那地域定住自立圏

平成28年に伊那市、箕輪町そして南箕輪村により、伊那地域定住自立圏の協定が締結され、伊那地域定住自立圏という新たな共同事業がスタートしました。

伊那地域定住自立圏の取組みは

  • 空き家バンクホームページ運営
  • 空き家バンクツアーの開催
  • 子育て支援センター相互利用
  • 病児病後児保育施設の運営
  • 子育て支援映画の上映
  • 放課後児童クラブ支援員研修会
  • 伊那本線(バス)の運行
  • 職員合同研修

など多岐にわたっており、中央市を宣言した伊那市に多くの負担をいただきながら、村は無駄が少ない形で事業が実施出来ています。

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3 環境、立地等による人口増の考察

(1)山麓の村人〜豊かな日照と夜の涼しさ

青(蒼)い山が見える

「青(蒼)い山が見える」

自信を持って言える場所が、日本にはどのくらいあるでしょうか。

南箕輪村から見える青い山々、山麓の村人の風土と人口増の関連を考察します。

伊那盆地

南箕輪村は伊那盆地の中にあり、伊那盆地はオンリーワンの特徴を持っています。

それは、東西を日本を代表する山々にはさまれている、という特徴です。

具体的には

東は3000m級の赤石山脈(南アルプス)、その手前に最大1800mの伊那山脈

西は2,000~3,000m級の木曽山脈(中央アルプス)

に、はさまれており、

さらに南アルプスは日本で富士山の次に高い、

・日本で2番目に高い北岳
・日本で3番目に高い間ノ岳

など、日本最大級の山脈が連なっています。

ただ南北には山がないので、

囲まれているのではなく、はさまれていると言う表現の方が正しいです。

そんな伊那盆地の中で、南箕輪村は盆地の北部に位置しています。

南箕輪村誌
ちょっと太字になっているのが南箕輪村 南箕輪村誌より引用

上図を見ていただくとわかるように南箕輪村は伊那盆地の中で

最も盆地がひらけた(東西の距離が広い)場所に位置しています。

木曽へ抜ける権兵衛トンネルが村の中に出来たのもこの理由かと思われます。

ひらけているので、車で木曽から権兵衛トンネルを抜けて南箕輪村に入った瞬間の景色は素晴らしいものがあります。

なだらかな下りの先に広がる盆地の解放感がすっごいです。

恵まれた日照時間

南箕輪村は標高が700m前後と比較的高いことと、自然豊かな地域であることから、空気が清澄で、晴天も多く、日照時間、日射量ともに多いのが特徴です。

村誌より
左下の日照時間(2221h)にご注目

日照時間は国内では最大レベルの年間2221時間となっています。

2221時間のうち、作物を育てる主要期間である、5月から10月の日照時間は1180時間となっており、

これも国内で最高レベルとなっています。

また、雲や霧、スモッグに影響される日射量についても多く、その根拠は長野の特産である赤々としたリンゴにもみることができます。

高尾山の頂上に30万人以上が住んでいる

日本を代表する高い山々にはさまれているため、その麓といえ、居住地域は標高650mから840mとなっており、全体として準高冷地になっています。

東京目線で例えてみると、みんな高尾山の頂上に暮らしているようなものです。

長野県出身の元中央気象台職員の関口武氏の気候区分によれば、「中央高原型」の気候区分となります。

高尾山の頂上の高原に暮らす人々は、なんと30万人以上もいます。

高い山々によって受ける気象上の影響

高い山々にはさまれていることから受ける気象上の影響は極めて大きいものになっています。

中央高原型の気候区分の特徴として、

(1)最も内陸で海洋の影響が少ない。
(2)高原であるため平均気温はやや低い。
(3)夏季は高温となり冬は寒く年較差が大きい。
(4)夏季は日較差も大きい。

が挙げられますが、

その中で最も特徴的なのが

(4)夏季における気温の日較差が日本の中で最大レベルで大きい

ということです。

(1)内陸で海洋の影響が少ない

日較差にも通じる話になりますが、陸地は海に比べて温まりやすく冷めやすいといった特徴があります。

そのため、海に近い地域の悩みのタネである台風による被害が少ないといった特徴があります。

そもそも内陸なので、台風は村に来るまでに弱まる傾向にありますが、この地域は東西の山脈によってさらに弱まる事実があります。

まさに山々に守られた地域と言えます。

(2)高原であるため平均気温はやや低い

南箕輪村の年平均気温は11℃程度となっており、同じくらいの緯度(35°~36°)にある都市の年平均気温に比べてやや低くなっています。

・南箕輪 10.8-11.6℃(標高 680-772m)

・甲府 13.7℃(標高 272.8m)
・福井 13.9℃(標高 9.1m)
・熊谷 14.1℃(標高 29.7m)
・東京 15.3℃(標高 5.3m)
・銚子 15.5℃(標高 27.4m)

これは、単純に標高が高いことが理由です。

(3)気温の年較差が大きい

日較差の話をする前に、気温の年較差についても紹介します。

気温の年較差はまぁ簡単に言うと夏と冬の最高、最低気温の差です。

実は、南箕輪村は気温の年較差が結構大きい村となっています。

具体的な数字を列挙してみると

・那覇 12.1℃
・東京 22.0℃
・南箕輪 25.3℃
・旭川 28.9℃

となっています。

旭川すごいですね・・・。

どちらかと言うと年較差については少ない方が暮らしやすいと思うので、沖縄(那覇)が羨ましいというのが感想です。

(4)気温の日較差が大きい

いよいよ本題の気温の日較差です。

気温の日較差は1日の昼と夜の気温の差です。

実は、南箕輪村の夏は熱帯夜がほとんどありません。

私は無知な都会出身なので

「お昼暑くても、田舎はどこでも夜は涼しいんだなぁ・・・」

と思っていました。

でもこれは大きな間違いで、

南箕輪村(上伊那)だから涼しいというが正解になり、それを数字にしたのが日較差となります。

村誌より
左の上から3段目の気温日較差にご注目

表でみると、日本における日較差の最大は12℃となりますが、

南箕輪村はそれに極めて近い10.2-11.6℃となっています。

夏はどんなに暑くても、夕方からは気温がどんどん下がってくるので、夜寝苦しいことはほとんどありません。

そのため、村にはエアコンがない家がたくさんあります。

また、夜間の温度低下によって作物の呼吸作用が抑えられ、秋作物の実りをよくするなどの影響もあり、具体的には

信州そばのそばの実などはその代表格

となっています。

風を受けとめる山々

その他でも、季節風による降雨(降雪)は、冬は中央アルプス、夏は南アルプスのおかげで少なくなっています。

これは、村の雪が少ない理由の一つにも数えることができます。

また、山々があるため、強風が吹くことも少なく、風向きは南北の方向がほとんどとなっています。

☆これからの提言☆

オンリーワンの魅力をPR

標高がこんなに高い地域にこれだけたくさんの人々が生活しているのは、世界的に見てもとても珍しいことだと思います。

中央アルプスと南アルプスに挟まれていることから、山の眺望が素晴らしいことは伝えやすいですが、せっかくですから、熱帯夜がほぼないことや、実りが豊かなことなど、この地域のオンリーワンの魅力も、上伊那全体で可視化し全国にPRできればと考えています。

先日、上伊那農業高校=上農高校の会議に出席した際に、これからは地域のみなさんと話し合って、高等学校の運営をしていくので、色々な観点で協力をお願いしたいという話がありました。

高校生が主体となって、大人がヒントを出しつつも、上伊那のPRにつながる事業を構築できればと考えています。

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(2)大芝高原〜生活圏極近の充実スポット

道の駅大芝高原

南箕輪村の中にある唯一といっても過言ではない観光スポット「大芝高原」

2018年7月には、道の駅大芝高原として新たなスタートを切りました。

大芝高原の施設一覧

さて、そんな大芝高原ですが、村は全てのリソースを投下しているといっても言い過ぎではありません。

いやぁ〜本当に…すっごい投下してます。

・カフェ
・レストラン
・宿泊施設
・温泉
・野球場
・総合運動場
・屋内運動場
・多目的運動場
・マレットゴルフ場
・セラピーロード
・大芝湖(池)
・アスレチック
・遊具(幼児用、子ども用)
・キャンプ場
・焼肉ハウス
・コテージ
・足湯
・森の交流施設
・研修センター
・工房
・パン屋
・テニスコート
・足つぼロード
・芝生広場
・プール

などなど。

イルミネーションフェスティバルも秋には開催されています。

複合に複合を重ねた施設で、東京ディズニーランドとシーを足した広さがありますが、ナビゲーションが足りていないため、

最初に訪れた方には正直ちょっと優しくない観光施設です。

バーティカルリミット
毎年5月にはトレイルランニング大会「経ヶ岳バーティカルリミット」も開催

俺の大芝高原

「大芝高原の魅力は何ですか?」

南箕輪村の課長に問われた質問ですが、私は上手く応えることができませんでした。

高原と言えば
・八ヶ岳
・霧ヶ峰
・那須高原
などの有名スポットを思い浮かべてしまい、安易にそこと比較してしまったことと、

高原=素晴らしい景色が見れる

と言う、私の勝手な認識があったことが原因と考えています。

ですが、村に移住してしばらくして気づいたことがあります。

「なんか大芝高原が好きになってきた」ということです。

これ、何でかなぁと・・・。

面接上手く応えられなかったので心にずっと引っ掛かっていて、ずっとずっと考えていました。

そしてようやく最近一つの結論が導けました。

それは

生活圏と非常に近い割に異常なまでに充実した観光地であること

言い換えれば

俺の、私の大芝高原なんです!

村のどこに住んでいても車であれば5分から10分の距離にあるこの大芝高原は、

村民にとって自分の庭みたいな感覚になるんだと思います。

俺の庭
俺の庭ダァーと「大芝高原」で遊ぶ息子

前述の八ヶ岳や霧ヶ峰は、そこに住んでいても自分の庭って感じじゃないと思うんですよね・・・。

合併反対の理由

平成の大合併の時にも、この大芝高原を他にとられたくないと言う想いから反対した方も多くいらっしゃったと聞いています。

大芝高原が地元にあるから・・・

家族で上伊那や木曽など、色々な公園に遊びに行きます。
・ロング滑り台がある宮田村だったり
・おもしろ自転車がある岡谷市だったり、
・大きなアスレチックがある伊那市だったり
子どもたちはどこに連れていっても大喜びで遊びますが、

それでも「大芝高原に行きたい!」ということが多いです。

大芝高原があるからこそ、他の公園に行った時に

「ウチの村にもあったらいいなぁ」的な感情に大人もならない

ことは定住の意味で大きいです。

結論として、大芝高原は村を愛する象徴であり、そして定住要因の一つだと思います。

☆これからの提言☆

野外宿泊施設の充実を

大芝の湯の奥にあるコテージやキャンプサイトは、木々の中にあるからなのか、森の雰囲気の醸成がすごいです。

高速のICから10分程度の場所とはとても思えないほど、森林の雰囲気を味わうことが出来ます。

宿泊施設については、大芝高原には他にも大芝荘がありますが、コテージやキャンプサイトは近くに大芝の湯があるので、何かと使い勝手がいいですし、利益率もコテージの方が高いので、今後はコテージを増やすなどの方針に変更するべきと感じています。

また、キャンプサイトについても、テントや寝袋の貸出しなどを新たに実施して、道の駅に訪れたファミリーが手ぶらでキャンプできる導線を構築できればいいなと考えています。

将来はグランピング施設を目指すべきと思います。

遊具の整備

大芝高原の幼児向けの遊具がある場所は、雨が降ったあとや霜の時期になると、中々乾かずに、使えないことが多いです。

仕方のない部分もありますが、少しでも改善していきたいですね。

また、屋根がついていて、雨の日も遊べて、子どもから大人まで遊べて、トレーニングにもなる夢のような大型遊具を、屋根はついていませんが、茨城県のひたちなか海浜公園で見つけて以来、これを大芝高原に導入できたら、集客の目玉になるなぁなんて考えています。

設置だけでなく、運営にもかなりお金が掛かりますが、検討だけは進めていきたいです。

村民に愛される大芝高原について、色々な意見やアイディアを集約できる仕組みづくりが必要であると感じます。

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(3)税金が安い!?

何気ない普段の会話から

「南箕輪村って税金が安いって聞きますけど本当ですか?」
「えっ!どこで聞いたんですか?」
「えっ!結構聞きますよ〜」

そんな会話がこの前あって、ちょっと調べてみましたよ。

どの税金が安い?

税金と言っても、所得税、法人税、住民税などなど、日本には税金が50種類以上あります。

最近話題に上がる税金はやっぱり消費税でしょうか。

でも消費税に代表される消費課税は、基本的に全国どこでも一律なので、今回の「税金が安いって聞きますけど〜」の中には入ってこないですよね。

ではどの税金が安いのでしょうか?

・住民税
住民税が安い!ってことになるとすごい分かりやすいんですが、長野県内はほぼ一緒なので、これではありません。

・事業税
事業税が安い!ってことになるとありがたいですが、これも長野県内はほぼ一緒なので、これではありません。

ちなみに個人事業税は課税所得金額の3〜5%になっています。

・固定資産税や相続税
土地の評価額が他と比べて安ければ、税金が安くなります。

もしかしたらこれかもしれません。
ということで、県内及び上伊那で調べてみました。

土地の評価額

全ての土地評価額が定まっていて公表されている訳ではないので、長野県が公表している「平成29年度 市町村別平均価格及び変動率一覧表」によりますと

市町村標準地数価格(円/㎡)変動率
長野市7471,100-0.3
松本市5362,7000
茅野市551,100-1.9
軽井沢町850,0002.4
諏訪市649,900-2.1
下諏訪町347,900-1.6
岡谷市646,700-2
上田市1744,400-0.9
佐久市941,300-1.6
塩尻市939,3000.7
中野市538,900-1.7
飯田市1138,200-1.3
千曲市835,500-2.5
小布施町435,200-0.4
須坂市1034,800-1
坂城町330,600-2.5
駒ヶ根市530,600-2.8
山ノ内町329,900-3.6
東御市429,300-1.7
伊那市629,300-2
木曽町327,000-3.8
箕輪町326,500-2.7
安曇野市1625,800-0.1
富士見町325,200-2.4
小諸市524,500-2
辰野町323,800-3.8
飯山市422,200-1.3
松川町322,100-2.2
御代田町321,300-1.2
高森町320,500-1.4
宮田村219,900-2
小海町318,600-2
大町市618,000-2.2
松川村217,800-1.4
上松町317,400-3.2
野沢温泉村217,200-3.7
☆南箕輪村☆216,000-0.8
飯島町315,700-2.7
池田町313,600-1.6
信濃町312,300-2.6
飯綱町211,900-3.6
白馬村38,700-1.4
中川村25,400-3

南箕輪村けっこう下の方ですね〜

算出している地価データの標準地数が少ないので、ざっくりのデータにはなってしまっています。

最新の土地評価額

上伊那で抜き出して、さらに最新である30年度データを右に加えると

駒ヶ根市 30,600円→29,800円
伊那市  29,300円→28,700円
箕輪町  26,500円→25,800円
辰野町  23,800円→23,000円
宮田村  19,900円→19,600円
南箕輪村 16,000円→15,900円
飯島町  15,700円→15,300円
中川村   5,400円→ 5,300円

地価公示から見ると南箕輪村は上伊那の中では比較的安いことが分かりました。

これは、税金が安い!と言われる一つの要因なのかと思います。

地価低下の変動率

また、調べていて判明したことは、他の自治体と比較して、地価低下の変動率が小さいということです。

さすがに人口が増えているように、地価も上昇するまでは至っていませんが、地価の低下が少ない自治体となっており、将来に渡っての不安が多少緩和される状況になっています。

☆これからの提言☆

移住希望者が好む土地を見つけやすく

南箕輪村に移住して3年目となり、これまで家を建てる土地を探してはいましたが、造成されて売りに出されている場所は、眺望があまりひらけていないなど、中々希望する条件の土地に出会うことが出来ませんでした。

自分が住みたいと思う場所は、地元の方が避ける傾向にあることが最近分かってきました。

でも、都市部のゴミゴミした中に住んでいると、周りに何もない所に憧れてしまうんです。

  • 農道から上は寒いからやめた方がいい → どこでも寒いからあまり関係ない
  • 学校から遠いよ(2km以上)→ 近いと値段が高くて手が出ない
  • 景色がいいだけ、周りに何もない → それでいいんです。

移住希望者が好む土地を可視化できるよう、後押しができればと考えています。

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(4)1点集中できるギリギリの規模

立派な公共施設

南箕輪村の公共施設は自慢したくなるほど、どれも立派で豪華です。

村の公共施設なのに、なんでこんなに立派で豪華なんでしょうか。

おそらくそれは自治体の人口および面積からして、

1点集中できるギリギリの規模だから!だと考えています。

・観光スポット(大芝高原)も1つ
・体育館も1つ
・屋内運動場も1つ
・カフェも1つ
・子ども専用施設も1つ

などなど、公の施設はどれも1つしかありません。

ただ、人口が増えてきた経緯から小学校だけは2つあります。

それでは、百聞は一見にしかず、1点集中して造られた、村の公共施設を見ていきましょう。

村民体育館

正式には「南箕輪村村民体育館」と言います。
・延べ床面積:3,664m平米
・竣工:昭和52年
・増築:平成14年
・改修:平成30年

V1リーグで現在奮闘しているVC長野トライデンツが、メインの練習場としても使用している体育館です。

VC長野練習風景
V1の練習が超間近で見れますよ。

2018年にリニューアルされたばかりで、村の体育館にしてはとても広く、また床の質も最高級で、柔らかくて吸収性のあるものになっていて

超おすすめできる施設となっています。

利用状況としては、夜は人気で埋まっていますが、日中の時間は比較的空きがあるので、ぜひ利用してもらいたい体育館です。

村なので使用料も比較的リーズナブルになっています。

大芝屋内運動場

正式には南箕輪村村営大芝屋内運動場と言います。

延べ床面積:1,941m平米
・竣工:昭和62年
・増築:平成14年
・改修:平成30年

平成30年3月に人工芝に張り替えられ、完全に生まれ変わりました。

屋内運動場
これが村の施設ですよーーー!

しかしながら、当初人工芝の下に引く予定だったゴムを、予算の関係でカットしたため、地面がとっーても堅いところが2つの意味で痛いところです。

でもこの施設、冬季は屋外スポーツの利用者がこぞって使用する形になるので、争奪戦が行われるくらいの超大人気スポーツ施設になります。

これは寒い地域あるあるですね。

大芝高原味工房(カフェ)

正式には大芝高原味工房と言います。
・延べ床面積:800m平米
・竣工:不明
・改修:平成21年
・増築・改修:平成30年

道の駅大芝高原にある村とは思えないおしゃれなカフェです。

最近はガレットやクレープなども食べられるようになりました。

味工房
ガレット、クレープ、ラーメン、飛び地カレーが食べられますよ。

神楽坂の名店「ル・ブルターニュ」と提携を結んでおり、味工房でガレットを焼く職人であるクレーピエは、実際にブルターニュの店舗で修行している人たちです。

ぜひ、味工房のガレットを最初に食べてもらいたいです。

こども館

・延べ床面積:1408.13m平米
・竣工:平成29年

南箕輪村版ネウボラの象徴となるこども館が平成29年に完成しました。

こども館
開館当時のこども館の風景

ネウボラとはフィンランドの文化として定着している

切れ目ない家族支援のことを指します。

簡単に言うと、1つの家族について「ネウボラおばさん」と呼ばれる日本でいう保健師が、妊娠した時から小学校入学まで担当を変えずに面倒をみる制度のことを言います。

ずぅーと同じネウボラおばさんが家族の面倒を見るので、

例えば

「最近夫婦仲が悪いなぁ」

みたいなことまで気が付いて、

「妊娠で奥さんのホルモンバランスが変わったのよー。旦那さんわかってあげてー」

みたいなアドバイスまでしてくれることもあるそうです。

日本では法律的に同様のことを実現するのは難しい現状がありますが、

切れ目のない支援という観点で、それにできる限り近づけていくのが

「南箕輪村版ネウボラ」

と位置付けられており、その拠点がこのこども館となっています。

放課後児童クラブにも活用されていますが、児童館的な位置付けではありません。

☆これからの提言☆

大芝高原の施設の愛称を募集

・・・屋内運動場・・・

ネーミングに課題ありです。

村民から愛称を募集して「まっくんドーム」など、誰が検索しても調べやすい施設名に変更が必要です。

専用のホームページもありませんので、利用率を上げるのであれば、1ページ程度でいいので、WEBも作りたいものですよね。

大芝高原のあまりにも読み込みが遅いページは、なぜ改善されないのか疑問で、そちらの対策が先にはなりますが。

また、味工房は施設の在り方とネーミングに課題を抱えていると感じています。

現在はカフェ、工房(パン屋)、直売所の3つの施設をまとめて味工房と呼んでいます。

2019年度からカフェは完全に外注となることもあり、それぞれネーミングを改めるべきと思います。

例えばカフェを考えると、普通に生きていれば、味工房とガレット(フランス料理)が結びつくことはまずありません。

「信州ガレットカフェ」
「信州ガレット工房」

など、紐づいたネーミングが欲しいところです。

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(5)コンパクト&ベッドダウン〜暮らしやすい村

ライフエリアとグリーンエリア

南箕輪村の面積は40.99㎢です。

但し、その半分が飛び地になっています。

これは全国でもとっーても珍しい特徴です。

地図
左が飛び地、右が人が住んでいるエリア

地元の中学生は飛地をグリーンエリア、人が住んでいるエリアをライフエリアと呼んでいます。

地図上は飛地が小さくなっていますが、飛地が21.7㎢でライフエリアが19.3㎢なので、

面積は飛地のほうがライフエリアより大きいです。

コンパクトシティ

ライフエリアは4×5㎞と非常にコンパクトになっていることから、住民が移動するにも便利だし、行政が管理するにも便利なまさにコンパクトシティです。

また、山に接していないので、鳥獣被害が少ないといった特徴があります。

とある地主さんからこんなことを聞きました。

「俺は南箕輪村にも他の市にも土地を持っているけど、雪が降ったあとが全然違う。南箕輪は道路に雪が全くないのに、あっちは積もったままなんだよ。南箕輪は仕事が早い早い」

コンパクトシティの目が届きやすくて管理しやすいメリットが出た、分かりやすい事例だと思います。

大泉所ダム
飛地の大泉所はダムになっていて、カヌーが出来ます。

ベッドタウン

南箕輪村の中にも働く場所は少なくありませんが、近隣の伊那市、箕輪町、岡谷市、諏訪市など、アクセスのいい市街地へ通勤している方も少なくありません。

権兵衛トンネルが開通した2006年以降は、木曽地域へのアクセスも容易になり、林業などでそちらに働きにいく方も増えてきました。

商店街がない

さらに南箕輪村には商店街がありません。

商店街がないことはデメリットに感じる方も多くいらっしゃると思います。

ただ、大通り沿いに店舗はそれなりにあり、またコンビニやラーメン屋も多くあります。

でも小さな店舗がまとまった商店街がないんです

メリットとしては、日中に外からあまり人が流入せず、知らない人があまり村に入って来ないので、必然と顔見知りが多くなるので、安心・安全にも繋がると考えます。

交番もない

南箕輪村には「交番」もありません。

駐在所
役場の近くに駐在所はあります。

交番はありませんが、駐在所があります。

駐在所の役割は交番と変わりませんが、交番が交代制であるのに対して、駐在所は駐在する警察官の家族がすむ官舎を兼ねていることが特徴です。

事実上24時間勤務となってしまうため、治安の良い地域に配置されることが多いのが駐在所です。

栄えている場所と病院は近い

伊那市の中心市街地にも近く、また伊那中央病院にも近いといった立地上の特徴もあります。

伊那市の面積は667㎢と村の16倍以上もあることから、同じ伊那市でも場所によっては南箕輪村の方が、市街地や病院に近いので便利といった意見もあります。

公民館が立派

また、田舎の特徴ですが、町会(村では区や組)で管理している公民館が立派な施設となっており、住民としても使う機会が多いことが挙げられます。

区民祭や納涼祭、収穫祭やスポーツイベントの打ち上げなどなど。

そして意外と夜の時間も明かりがついていることが多いです。

私が所属している会もそうですが、結構頻繁に持ち寄りで飲み会が行われています。

遅くまでやっている飲食店が村内には非常に少ないので

「村の公民館でまったりみんなで飲む」

みたいな文化が、都会とは違ってあるんだなぁと思っています。

南殿公民館
立派な公民館が村内に12戸あります。

☆これからの提言☆

公園の在り方を改める

都会から南箕輪村に移住してきて1番残念だったのが、公園の在り方です。

村には大芝高原を除くと、12の公園がありますが、どの公園も区(町会)が指定管理の形をとっています。

区(町会)の方針として、管理を簡素化させようとする動きがあるので、遊具については積極的撤去の方向となっており、鉄棒とブランコだけとか、ブランコが取り外されているとか、そんなのが珍しくありません。

また、都会に比べて人口密度が低いため、車で公園にくるケースがほとんどですが、駐車場がない公園ばかりで、使い勝手も悪いです。(公園自体は逆に広すぎる)

南原保育園の遊具が共用で使用できるようになった南原グラウンドの公園スペースを一つの模範事例としてこれから整備し、移住者が多い村だからこそ、コミュニティ形成の場となり得る公園の重要性を訴えていければと思います。

地元野菜の配達支援

南箕輪村は高齢化率が低いといっても、優に20%は越えています。

これから毎日買い物に出かけることが難しい方も増えてくると思いますので、2019年度から元協力隊が立ち上げる地元野菜等の配達会社を、同じ協力隊であった立場からも支援できればと考えています。

また、地元野菜は現在いくつかのスーパーでしか購入できないので、高齢者だけでなく、全世代が、地元野菜を簡単に食卓に並べることができる取り組みの一環としても、サポートできればと思います。

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(6)産業構造&中央道伊那インターチェンジ

中央道伊那インターチェンジ

中央自動車道の伊那インターチェンジは1976年に南箕輪村の中に完成しました。

東京・・・諏訪ICー伊北ICー伊那ICー駒ヶ根IC・・・名古屋

田舎の移動手段は車中心ですので、インターチェンジが村内にあることは、移動の面でかなりのメリットです。

さらに、南箕輪はコンパクトな村なので、

どこに住んでも10分以内の距離にインターチェンジがあります。

さらにさらに

・東京までは2時間半から3時間程度
・名古屋までは2時間から2時間半程度

で行くことができます。

伊那インター
伊那インターチェンジ。入って左に行くと名古屋、右に行くと東京方面

土日で東京に遊びに行く時などはメインと反対方面なので、渋滞もなく、日帰りもできる距離です。

高速バス

高速バスが30分に1本、新宿まで走っているので、こちらを利用する人もたくさんいます。

「高速バスは酔いそうだから嫌だ」

と思われますが、最近の高速バスはあまり揺れず、以前に比べて快適になっています。

高速バスは独特な臭いがして、私は小学校の遠足などでは気持ち悪くなる児童でしたが、恐らくタバコ臭の付着が原因だったんじゃないかと思います。

バスは禁煙なのでその辺りも安心です。

金額も往復で6,700円程度(2019年度から7,000円)

で、それほど財布も痛みません。

なお、探せばもっと安い高速バスも走っています。

移動時間の計算

都会からこちらに移住して感じているメリットの一つに、

移動時間が簡単に計算できるというのがあります。

都会だと電車やバスがメインの交通手段の一つですが、乗換えや遅延など、移動時間の計算にも時間が掛かりますし、予想外の事態も多く起きるため、30分前には到着するように出発していました。

まさに無駄な時間です。しかも行きだけならまだしも帰りもです。

また、自家用車で移動する場合も、道路が基本的には混んでいるので早めに出ていました。

帰りは疲れているのに渋滞でイライラ&遅くなってしまうことも日常茶飯事です。

南箕輪村に移住して、道路の渋滞はほぼなく、到着予定時間に合わせて家を出ることが普通になりました。

もちろん帰り道も同じです。

スクールやイベントなどをしていると、開始時間の5分前やオンタイムで来る人が圧倒的に多いことにも驚かされます。

移住して移動でのストレスから解放されました。

旅行

あと、中距離旅行の選択肢も東京にいる時より増えました。

伊那ICから長野道を通って北へ行けば上高地安曇野など、近くに多くの観光スポットがあります。

さらに北に行くと長野市新潟にも手が届きます。

中央道を通って行けば諏訪八ヶ岳まで1時間かかりません。

南へ行けば下呂温泉名古屋にも近いです。

また、伊那ICを使いませんが、村にある権兵衛トンネルを使えば木曽地域にも遊びに行けます。

宿場町飛騨高山も1時間から1時間半ほどです。

さらに車を走らせれば富山など最近人気の北陸地方までも4時間かかりません。

しかも下道なので高速代が掛からないのもグッドです。

その他にも

最近は小黒川パーキングエリアに嬉しいことにETC専用の出入口ができました。

名古屋方面から帰って来る時はこちらで降りた方が帰りやすかったりします。

第二次産業が盛ん

伊那インターチェンジが完成したことを契機に、村は電子関係や精密機器関係、そしてIT関連企業の誘致に成功し、村内には企業工場が多数存在し、工業団地には大きな企業が入るようになりました。

結果、若年層の特に理系の学生向きの就労の場が十分に確保されるようになりました。

産業別就業人口の推移
・1965年 第1次 1,990、第2次  732、第3次 754
・1970年 第1次 1,675、第2次 1,254、第3次 938
・1975年 第1次 1,064、第2次 1,486、第3次 1,329
・1980年 第1次  897、第2次 2,023、第3次 1,656
・1985年 第1次  826、第2次 2,447、第3次 1,964
・1990年 第1次  698、第2次 2,700、第3次 2,225
・1995年 第1次  716、第2次 3,130、第3次 2,974
・2000年 第1次  583、第2次 3,560、第3次 3,327
・2005年 第1次  645、第2次 3,085、第3次 3,582
・2010年 第1次  545、第2次 2,882、第3次 3,841
・2015年 第1次  509、第2次 2,863、第3次 4,093

大型スーパー
インターチェンジ前には大型スーパーが並び、南原や沢尻地区の買物客で賑わっています。

農業にも明るい兆し

また、農業は減退傾向にありましたが、経営耕地面積は2015年には減少に歯止めがかかりました。

1995年 77,676
2000年 72,829
2005年 65,783
2010年 46,427
2015年 48,451

最近は村の特別栽培米のコシヒカリが

「風の村米だより」として現地呼称管理制度の認定を受け、

ふるさと納税ではすぐに在庫がなくなるほど人気を博すなど、ポジティブなニュースが農業関係でも増えてきました。

風の村米だより
オリジナル2合真空パックも販売されています。冷えてもうまい!

村のそば粉を活用したガレットも村の名産となりつつあります。

大芝高原味工房では神楽坂のガレットの名店ル・ブルターニュと提携が実現しました。

食べていただければ納得だと思いますが、上伊那の中では、味工房のガレットは上位に来ること間違いなしです。

☆これからの提言☆

コワーキングスペースをつくります。

ネット環境や印刷機能などが充実しているコワーキングスペースを、現在村内につくる計画を動かしています。

若者起業のスタートアップ施設として、村民が集えるスペースとして、色々な意見を聞きながら、重宝されるコワーキングスペースにしていきたいと考えています。

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(7)雪&鳥獣被害が少ない

都会に住んでいた時の長野県のイメージとして

冬は超雪が積もっている!!

というのものがありました。

そんなイメージで移住してきて、高いお金を出してスタッドレスタイヤを買ったのですが、

その年に雪が降って積もったのはたったの2回・・・

と、雪=スタッドレスという感覚では肩透かしを食らいました。

でも道路の凍結は凄い!のでスタッドレスでないと走行はできません。

南箕輪村に移住して、雪に悩まされたことは今まではありません。
2回雪が降った後の雪かきも、朝6時に起きて7時までには終わってしまう量でした。

そこで、長野県の地域ごとの積雪量は一体どうなっているのか?
そんなことを早速調べて見ましたよ。

第七次長野県総合雪対策計画から

豪雪地帯対策特別措置法に基づき、長野県では地域によって
・豪雪地帯(積雪の深さを一冬合計した値の平均5,000㎝以上)
・特別豪雪地帯(上記値の平均15,000㎝以上)
が指定されています。

豪雪地帯マップ
第七次長野県総合雪対策計画(平成30年)より引用

オレンジが特別豪雪地帯に、黄色が豪雪地帯に指定されています。

意外なことに長野県では

指定されている地域より、指定されていない地域の方が大きいことが分かります。

真ん中あたりにある

南箕輪村はもちろん指定区域外となっています。

垂直積雪量から

それでは、豪雪地帯に指定されていない地域は、地域によってどの位雪が降るのかをさらに調べて見ました。

残念ながら気象庁で積雪量のデータが見つからなかったため、代わりに市町村ごとの垂直積雪量を調べてみました。

垂直積雪量とは

建築基準法に則り、特定行政庁の定める各地の積雪の深さで、構造計算などの際に用いられます。(特定行政庁とは、建築主事を置く地方公共団体、およびその長のこと)

積雪量よりは関連が弱いですが参考にはなるのかなと思います。

市町村ごとの垂直積雪量(少ない順から)

市町村名垂直積雪量(㎝)
坂城町36
箕輪町47
南箕輪村47
安曇野市47
立科町48
中川村48
千曲市48
佐久市49
長和町49
伊那市50
東御市51
駒ケ根市53
飯島町53
喬木村53
飯田市54
松川町55
高森町55
豊丘村55
木曽町56
下條村58
天龍村58
青木村59
辰野町59
阿智村59
泰阜村59
佐久穂町60
宮田村60
阿南町60
根羽村60
売木村61
大鹿村62
小諸市63
生坂村63
川上村65
上松町65
筑北村65
平谷村67
小海町68
南牧村69
麻績村69
南木曽町70
南相木村71
北相木村71
軽井沢町73
諏訪市73
下諏訪町73
原村73
塩尻市73
岡谷市74
御代田町75
山形村75
朝日村75
池田町75
茅野市76
富士見町76
大桑村76
松川村76
須坂市78
小川村82
小布施町85
木祖村89
高山村89
王滝村91
大町市110
中野市123
飯綱町158
山ノ内町195
木島平村204
白馬村292
小谷村293
飯山市293
野沢温泉村305
信濃町312
栄村332
上田市データなし
松本市データなし
長野市データなし

長野県ホームページ「垂直積雪量算出シート(市役所または町村役場のデータ)」より引用

南箕輪村の垂直積雪量は2位タイの47㎝という結果でした。

なお、東京の中心部の垂直積雪量は30㎝、八王子などは40㎝で

八王子と南箕輪は7㎝しか変わりません。

これは自分でもびっくりです。

ただ、流石にもうちょっと南箕輪村の方が雪が降るんじゃないだろうか?と思います。

標高の高い山では雪はたくさん降っている

垂直積雪量のデータは市役所または町村役場を基準としたものです。

南箕輪村の飛地にある山、経ヶ岳はもちろん凄い雪が積もっています。

権兵衛トンネルを超えた木曽地域も山に囲まれており、そこはもっと雪が凄いです。

何が言いたいかというと、生活圏でない山には雪がしっかり降りますので、

ウィンタースポーツはもちろん楽しみやすい!ということです。

まっくん除雪隊

南箕輪村にはまっくん除雪隊という面白い取組みがあります。

区(町会)が主体となって組織される除雪作業のボランティアで、平成28年にはその数120人を数えました。

利用者が除雪隊1人の30分の作業に対して100円を支払う除雪ボランティアの仕組みが始まっています。

鳥獣被害も少ない

南箕輪村は雪だけでなく、鳥獣被害も少ないのが特徴です。

大芝高原にも昨年クマが出没しました。

南箕輪村は山に接していないので鳥獣被害がとっても少ない村です。

鳥獣被害の現状(平成28年度)

南箕輪村鳥獣被害防止計画によると、

被害総額は約112万円(平成28年度)となっています。

これは多いのでしょうか、少ないのでしょうか?

他自治体との比較

他自治体と比較して確認してみましょう。

調査年が自治体により、平成23年から29年と多少隔たりがありますが、

計画を公表している

  • 上伊那の5市町村
  • 耕地面積が大体同じくらいの池田町と高森町
  • 一番耕地面積が広い長野市

を例にとって調べてみました。

耕地面積(ha)被害面積(ha)被害金額(万円)被害金額/耕地面積
南箕輪村865311120.13
池田町86351500.17
中川村756783580.47
駒ヶ根市1860159170.49
宮田村492202440.50
長野市816061346040.56
伊那市51703630970.60
高森町9364217001.82
  • 池田町とは耕地面積がほぼ同じであり、被害面積は南箕輪村の方が大きいが、被害金額は南箕輪村の方が小さい。
  • 中川村は耕地面積は同程度であるが、被害額は3倍以上
  • 駒ヶ根市は耕地面積は2倍程度であるが、被害額は8倍以上
  • 宮田村は耕地面積が1/2程度であるが、被害額は2倍以上
  • 長野市は耕地面積は10倍程度であるが、被害額は40倍以上
  • 伊那市は耕地面積は6倍程度であるが、被害額は27倍以上
  • 高森町は耕地面積は同程度であるが、被害額は15倍以上

他自治体と比較すると

明確に鳥獣被害が少ないことがわかります。

なお、長野市には鳥獣被害が大きいので「いのしか対策課」という専門部署があります。

どんな鳥獣から被害を受けているの?

鳥獣被害が少ないことが分かった南箕輪村ですが、それでも被害額は100万を超えています。

どんなアニマルから被害を受けているのでしょうか。

第1位:カラス 71万円

南箕輪村で最も被害をもたらしていたのは「カラス」でした。

全被害額の60%以上は此奴らによるものでした。

村内全域で飼料作物やリンゴ、野菜が4月から11月に被害を受けています。

なお、被害額は拡大傾向となっているので、今後の対策が必要です。

なお、村のゴミ集積所は都会ほど数が多くなく、管理がしっかりとしているので、今までカラスがゴミ袋を突いてゴミが散乱するような、都会でよく発生しているケースは、まだ見たことがありません。

第2位:ニホンジカ 20万円

南原地区や飛地のヒノキの木が通年ニホンジカの被害にあっています。

ヒノキは剥皮被害を受けています。

山の近くを夜中ドライブしていると、鹿に会うことが結構あります。

第3位:イノシシ 8.3万円

2019年の干支であるイノシシが3位にランクイン

主な被害は飼料作物となっています。

被害時期は4月から11月で、主に南原地区で野菜の食害や農地の掘り起こし被害も出ています。

私はまだイノシシには遭遇していません。

第4位:ツキノワグマ 7.1万円

2018年は大芝高原に迷い込んで、セラピーロードなどでは入場規制がかかりました。

南原地区や大芝地区で野菜や果樹の食害が出ています。

その他

その他にはニホンザルが南原地区の住宅街に出没したり、ドバトが田畑や神子柴地区で豆類の食害をもたらしたり、ハクビシンによる住居侵入や糞被害が出ていますが、被害額はわずかとなっています。

南箕輪村鳥獣被害対策実施隊

鳥獣対策は様々な機関や団体、組織が連携して実施していますが、鳥獣被害対策実施隊という組織があります。

隊長は、南箕輪村猟友会長が担当しており、銃器による駆除、わなの設置など捕獲等専門的な対策を実施してくれたり、出没情報や捕獲情報の提供もしてくれたりしています。

隊員の高齢化等による従事者の減少および新規隊員の確保が課題になっているとのことです。

なお、窓口は村役場の産業課となっています。

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