2021年5月31日に令和2年国勢調査結果の速報が公表されました。
なお、前回の国勢調査は平成27年10月1日付で、今回は令和2年10月1日付のデータですので、5年経過後の数字となっています。
南箕輪村の結果
南箕輪村は人口増加数が754人、増加率は5.0%で県内TOPとなりました。
なお、コロナ禍の影響で村を出る若者が減った影響も数字に現れていることが推測されます。
前回は520人増で、増加率は3.6%でした。
前回よりいい数字ですので、純粋にまずは喜びたいと思います。パチパチ。
なお、過去に遡っての数字はブログにてご覧いただけます。
定住自立圏の結果
伊那市、箕輪町、南箕輪村の3地方公共団体で定住自立圏を形成していますので、そこの数字も確認してみましょう。
定住自立圏でみると、1,666人減で、増加率は-1.5%という結果になりました。
県全体の増加率は-2.3%となっていますので、ここはかなり改善がみられる数字となっています。
なお、5年前は県全体の増加率が-2.5%で、定住自立圏の増加率が-2.9%でしたので、数字が逆転しており、過去と比べてみても大きな改善がみられることがわかります。
上伊那の結果
上伊那8地方公共団体ではどうでしょうか。
ここで言う上伊那は、伊那市、駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、飯島町、南箕輪村、中川村、宮田村です。
上伊那でみると、4,390人減で、増加率は-2.4%という結果になりました。
県全体の増加率は-2.3%となっていますので、0.1%ですが、県全体より悪い数字となっています。残念!
しかしながら、5年前は県全体の増加率が-2.5%で、上伊那の増加率が-3.2%で0.7%の開きがありましたので、過去と比べた場合、改善傾向が見られます。
私は上伊那は暮らしやすい地域で、これまでは長野県の中でマイナーな位置にいましたが、これから選ばれる地域となる可能性を大きく秘めていると感じており、まずは若者が戻ってくることに主軸をおいた対策を進めてまいります。
2021年6月1日 文責 藤城栄文
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